産まれてくる赤ちゃんに必ず必要になるのがおむつ。
布おむつにするか紙おむつにするか迷っている方もいると思います。

布おむつに興味はあるけど、手間がかかって大変そうだから紙おむつでもいいかな…



分かります!私も同じように悩みました。
悩んだ末、エンジェルの布おむつを使うことになりました。
布おむつは大変なイメージがありますが、
- 紙おむつよりコストがかからないので経済的
- 肌触りが良く通気性が良いので赤ちゃんの肌に優しい
- こまめにおむつを取り替えるので赤ちゃんとのスキンシップが増える
このようにママにとっても赤ちゃんにとっても嬉しいことがたくさんあります。



布おむつを使って良かったです!
実際に2人の子どもに布おむつを使ってきた私が、実体験をもとに布おむつについてお話していきます。
布おむつは大変?実際に使ってみた正直な感想
私には子どもが2人いますが、2人とも布おむつを使ってきました。
布おむつにはこのようなイメージがあると思います。
- 紙おむつより経済的
- 洗濯が大変
- 漏れやすい
- 肌に優しそう
- おむつはずれが早い
これらのイメージについて、実際どうだったのか詳しくお話していきます。
布おむつは紙おむつより経済的
布おむつと紙おむつ、それぞれにかかるおおよその費用を出してみたいと思います。
紙おむつはメーカーやおむつ替えの頻度によりますが、年間約70,000円かかるといわれています。
我が家で実際に布おむつにかかった費用を計算してみます。
初期費用として、エンゼルの子育てセットとお試しセット、2つのセットを買いました。
【布おむつにかかった費用】
34,128円+18,576円=52,704円
おむつカバーを追加で数枚買いました。
追加分はざっと計算したところ約7,000円です。
ということで、布おむつにかかった費用は
52,704円+7,000円=59,704円
でした。
結果、1年にかかったおむつ代を比較すると
紙おむつ | 70,000円 |
布おむつ | 59,704円 |
となります。
私は2人の子どもに対しそれぞれ1年ずつ使ったので、2人分だと
紙おむつ | 140,000円 |
布おむつ | 59,704円 |
となります。
実際は紙おむつとの併用だったので、布おむつ代に紙おむつ代がいくらかプラスされているはずです。
そうなると、1年の使用だと紙おむつだけより安いか微妙なラインですが、2年使ったとすると紙おむつだけより安くすむことが想像できます。



布おむつを長く使えば使うほど、おむつ代の節約になるということですね。
洗濯はそこまで大変ではなかった
布おむつは洗濯が大変なイメージが強いですが、そんなに大変じゃなかったです。
手間と言えば手間でしたが、布おむつ育児を後悔するほどではありませんでした。
汚れたらバケツに入れておいて、溜まったら洗濯機にかけるだけです。
時々手洗いもしましたが、基本は入れておくだけです。
ただ、量があるので干すのは大変でした。


新生児だと1日10~15枚ぐらい干していました。
さらに、冬だとおむつが渇きにくいのがデメリットです。



紙おむつより確かに手間はかかりますが、想像していたよりは大変に感じませんでした。
紙おむつに比べると漏れやすい
布おむつは、紙おむつと比べたら漏れやすいです。
カバーのギャザーがちゃんと出ていないとウンチが漏れてしまったことも。。。
ウンチの横漏れや背中漏れは何度も経験し、肌着にまでついて手洗いが大変だったこともありました。
ねんねの頃はまだよかったのですが、動き出すとおむつがずれてしまい漏れてしまうこともありました。



やはり紙おむつに比べると漏れやすいです。
漏れが気になる時は、おむつを2枚重ねにしたり、おむつを折り返して当てることで対応していました。
通気性が良く肌に優しい
布おむつの場合、おむつライナーを上に敷いています。
赤ちゃんがおしっこをした後におむつを触ってみると、赤ちゃんの肌に触れるおむつライナーの部分はサラサラしており蒸れていませんでした。
おしっこをしても通気性が良いので、蒸れにくく肌に優しいのが布おむつの特徴です。



布おむつはかぶれにくかったです。
ただ、「布おむつだからかぶれない」ということはないです。
紙おむつでも布おむつでもおむつをこまめに変えないとかぶれます。
こまめなおむつ交換や肌を清潔にすることが大事です。
おむつはずれの早さはあまり関係ない
1歳頃に紙おむつだけに変更してしまったので、おむつ外れについては正直わかりません(^^;)
濡れた感覚は布おむつの方が絶対分かりやすいですが、分かるからといっておむつはずれできるとは限らないと感じました。
おむつはずれは結局その子のタイミングや意識が1番大事になります。。



漏らしても気にしない子は気にしないです…。
布おむつの方が漏れやすいのでおむつの外れやすさはあるとは思いますが、個人差の方が大きいと思います。
布おむつで良かったと思うこと
大変なイメージが強い布おむつですが、良かったこともたくさんあるので紹介します。
繰り返し使えて経済的
なんといっても繰り返し使えて経済的なことです。
おむつ替えが頻繁な新生児の時に紙おむつだけだったらゴミがすごいことになっていただろうし、おむつの置き場所にも困っていたと思います。
月齢が低い赤ちゃんの場合、おむつを変えた瞬間にウンチをしてしまうことが結構ありました。



今変えたばっかりなのに~~!!
そんな時、紙おむつだと使い捨てなのでもったいないと思ってしまうのですが、布おむつだと洗ってまた使えるので気兼ねなく変えられます。
洗濯の手間はありましたが、おむつ替えの多い時期に布おむつを使っていて良かったと思っています。
おむつカバーが可愛い!
布おむつには、可愛いおむつカバーがたくさんあるので、選ぶのも履かせるのも楽しかったです。
実際に使っていたおむつカバーを紹介します。
まずはボーダー柄。


ジーンズもありました♪


てんとう虫柄は1番のお気に入り♪


他にも何種類か買いました。




「何を履かせよう~」っておむつカバーを選ぶのはすごく楽しかったです。
実際に履いている姿もとっても可愛く、これが布おむつの良いところだと感じました。


布おむつと紙おむつのメリット・デメリット
続いて、布おむつと紙おむつ、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
★布おむつ
メリット | デメリット |
---|---|
繰り返し使えるので経済的 | 初期費用がかかる |
肌に優しい | 洗濯が手間 |
ゴミが出ない | おむつ交換が多くなる |
おむつの濡れを感じやすい | 水道代がかかる |
こまめなおむつ替えでスキンシップが取れる | 外出時荷物がかさばる |
★紙おむつ
メリット | デメリット |
---|---|
後始末は捨てるだけ | コストがかかる |
洗濯の手間がない | 濡れた感覚が分かりにくい |
吸水性が良く漏れにくい | ゴミが多くなる |
外出時にかさばらない | 肌に合わないことがある |
ギャザーがあってずれにくい | 買い出しが手間 |
さらにまとめると…
- 布おむつは経済的だけど手間がかかる
- 紙おむつはコストがかかるけど手軽
布おむつか紙おむつか、一番悩むポイントとしては、コストと手間ではないでしょうか。
それではこの悩みポイントを踏まえ、実際にどのように布おむつを使っていたのか、詳しくお話していきます。
布おむつの使い方
布おむつってどうやって使えばいいの?という方に向けて、実際に使っていた布おむつを紹介しながら説明していきます。
用意した布おむつ:エンゼル「ラッキーオムツ」
私が使っていた布おむつはエンゼルの布おむつです。
エンゼルの布おむつは「ラッキーオムツ」という商品で、成形おむつとなっています。


輪おむつタイプと違って、折る必要がなくそのまま使えるようになっているのでとても使いやすいです。
写真の成形おむつの隣にあるものがおむつライナーです。



この成形おむつとおむつライナーを併用します。
このおむつライナーがあると、ウンチの汚れを軽減してくれるのであるととても便利です。
月齢が低い赤ちゃんのウンチってゆるゆるなのでおむつは必ず汚れるものですが、このおむつライナーがある程度受け止めてくれるので、おむつの洗濯が楽になります。
実際に用意した数は…
- ラッキーオムツ:32枚
- おむつライナー:30枚
- 新生児用おむつカバー:6枚
おむつカバーは成長に合わせて買い足しましたが、おむつとライナーは買い足すことはありませんでした。
エンゼルの布おむつについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。


布おむつのセット方法
布おむつのセットは、こんな感じです。


おむつカバー、成形おむつ、おむつライナーの順番に置きます。


マジックテープでおむつカバーをとめて、ギャザーをしっかり出せば完成です。
マジックテープをとめる位置を成長に合わせて変えることができます。
布おむつの洗濯の仕方
汚れたおむつは蓋つきのバケツにつけ置きしておきます。


私はおむつが入れやすい横長のバケツを買いました。
ここに水と洗剤を入れておき、汚れたおむつを入れておくだけです。
ウンチがついた場合は軽く手洗いをしてから入れていました。
おむつカバーは防水加工がされているのでつけ置きはできません!!
つけ置きしてしまうと、防水加工が取れてしまいます。
おむつカバーが汚れている場合は、部分洗いをしておき、マジックテープをしっかりとめておむつと一緒に洗濯機で洗います。
洗濯機で洗う時は柔軟剤や漂白剤はNGです!!
洗剤はベビー用でなくても大丈夫ですが、柔軟剤や漂白剤を入れてしまうとおむつの吸収力やおむつカバーの防水加工が弱くなってしまうので入れないようにします。
おむつを洗濯したら、干して乾かします。
まとめ:布おむつの大変な部分は紙おむつでカバー!うまく併用しよう
私は、
- 家にいる時は布おむつ
- 夜と外出先では紙おむつ
と使い分けていました。
夜や外出先だと長時間おむつを履くことになるので、漏れないか心配になりママは大変です。



そこまで頑張る必要はありません。
私も、自分の体調が悪い時や子どもの下痢が続くときなどは紙おむつに変えていました。
うまく併用して、布おむつと紙おむつの良いとこ取りをしましょう!



おむつの洗濯は確かに手間でしたが、風で揺れているハンガーにかかったおむつを見ている時は幸せな気持ちになりました。
布おむつを使うと、より育児をしている実感が湧くはずです。
私は布おむつを使って良かったと思っています。
今回紹介したエンゼルの布おむつはこちらです。