私が家を建てる時に意識したことは、家事動線を意識して家事が時短できる家を作ることです!!
家は主婦目線で作っていいと思うのです。

家に長くいるのは主婦。
家事をメインでやるのも主婦。
せっかくのマイホームです。
どうせ作るなら、家事が時短になる家を作りませんか?

我が家も家事動線を意識して家を作りました
「もっとこうすればよかった!!」と思うところも正直ありますが、概ね今の家で満足しています。
今回は、家事が時短になる家を目指して作った我が家について、実際の間取りなどを紹介しながらお話していきます。
動きの多いキッチン、洗面室、リビングを近くに配置
朝はキッチンで作業しながら洗濯をしたり掃除をしたりと、同時進行で家事をやることが多いですよね。
我が家はキッチンの近くに洗面室を配置しました。


ものすごくざっくりした間取りを描きました…下手すぎてゴメンナサイ(笑)
この間取りのポイントは、
- 動きの多いキッチンと洗面室を近くに配置
- 洗濯機や収納を洗面室に入ってすぐの場所に設置
- キッチン⇔洗面室⇔洗濯物干しスペースの動線が短い
キッチンと洗面室が近くにあるので、朝はすごく移動が楽です。


キッチンの流しから見た洗面室のドアの写真です。
キッチンからすぐ洗面室に行けるのがお分かりいただけると思います。
朝は特にキッチンと洗面室を行ったり来たりすることが多いので、これだけ近くにあるととても便利です。
しかも、洗面室はドアから入ってすぐの場所に洗濯機とハンガーなどを置く収納スペースを作っています。
これも、動線が短くなるポイントです。


リビングに洗面室が隣接しているのがどうかなぁと思っていたのですが、いざ住んでみるとこれも便利でした。
洗面室には掃除機などの掃除道具がすべて置いてあります。
小さい子どもがいると床とかテーブルとか汚れやすいですよね。
そんな時、リビングから洗面室が近いので掃除道具を取りに行きやすいです!
お風呂に入れるのも楽だし、リビングと洗面室が近いと何かと便利でした。
デメリットは、テレビも付いていない静かな状況だとお風呂に入っていたら音が聞こえてきちゃうこと。。。



でも、家事動線としては短くなるので、リビングと洗面室が近いのはすごく便利です!!
そして、我が家の洗濯物を干すスペースは、画像の左下にある窓のところです。


洗面室の南側にある窓の外を、洗濯物を干すスペースにしました。
洗濯物を外に干すのは重くて結構大変なこともあって、洗面室からなるべく近い場所を洗濯物を干すスペースにしたかったのです。
特に朝は画像の赤い線のように、キッチンと洗面室を行ったり来たりします。
すべてが近くにあるので、朝の家事の時間が短縮されました。
最初、キッチンの北側に洗面室を作る間取りになっていたのですが、毎日洗濯物を干したり取り込んだりすることを考えると、今の場所で正解だったと思います。



動きの多い場所は、近くに配置して動線を短くすると家事の時短になります!!
洗濯物を干すスペースは2階ではなく1階に設置
最初の間取りでは、洗濯物を干すスペースは2階のベランダになっていました。
でも、洗濯機は1階です。



濡れた洗濯物を持って2階へ運ぶのって大変なんです
絶対嫌でした。
最近の家って2階のベランダに洗濯物を干す家が多いですが、私にはメリットが見つかりません。
私は昔、メゾネットタイプのアパートに住んでいたことがあります。
1階に洗濯機があって、2階のベランダに干していたのですが…
これが大変で大変で。。。
濡れた洗濯物ってすっごく重いんですよ!!


1回で持ちきれないから2回に分けて持っていったりしてすごく不便に感じていました。
だから私は洗濯物を干すスペースは洗濯機と同じ1階に変えました。
2階で干すメリットは、衣類を2階に収納していたので畳んでからしまうのが楽だったこと。
でも、乾いて軽くなった衣類なら1階から2階に持っていくのはそんなに手間ではありませんが、濡れた重い洗濯物を1階から2階へ持っていく方がどう考えたって手間です!
しかも干すのは忙しい朝。
絶対洗濯物を干す動線は短い方が楽です!
ということで、私は洗濯機と同じ1階に洗濯物を干すスペースを作りました。
動きの多いキッチン、洗面室は広めに設計
キッチンと洗面室って動きの多いスペースですよね。
そこで我が家は通常よりも広めにスペースを作りました。
キッチンの通路幅は100cmと広めに設計
キッチンの場合、最初の設計だと通路幅は80cmでした。
キッチンってめちゃくちゃ動きますよね?


冷蔵庫のものを取ったり、お皿出したり…。
収納も引き出し式の収納だから、開けると狭くなるんですよね。
キッチンって何かとスペースを取るんです。
だから、我が家は通路幅を+20cmの100cmに変更しました。


これが正解だったと感じています。
我が家は流しの後ろが冷蔵庫です。
通路幅が狭い場合、誰かが流しの前に立っていると、冷蔵庫の物が取りにくくなります。
これは、以前住んでいたアパートがそうでした。
でも、写真を見ていただくと分かるように、通路幅が100cmもあれば流しに人が立っていいても余裕で人が通れるスペースがあります。
キッチンの通路幅を狭くするとその分リビングが狭くなってしまうのですが、キッチンって毎日使うしよく動く場所なので、個人的には広めの方が便利だと思います。
洗面室は部屋干しスペースを考えて広めの3畳
我が家の洗面室は約3畳あります。


洗面台も収納スペースもかなり広めにしてあります。
最初広すぎたかなーと思っていましたが、洗面室は広い方が確実に使いやすいです。
特に我が家の場合は、
- 小さい子どもが2人いるので広い方がお風呂に入れやすい
- 洗面室を部屋干しスペース&メイクスペースにしているので広い方が便利
アパートの時は洗面室がかなり狭くて子どもと一緒にお風呂に入るのが大変でした。
しかし、これだけスペースがあると余裕です!
また、洗面室は部屋干しスペースにもしています。
狭い洗面室に洗濯物が干してあると、洗濯物が邪魔になって洗面室がすごく使いにくくなりますよね。


実際に干している写真ではないのでわかりにくいですが、写真右側の赤丸部分に、天井から物干し竿を下ろして部屋干しをします。
写真左奥にメイクスペースがあるのですが、広さが十分あるので、洗濯物が干してあっても邪魔になりません。
子どもたちが洗面台を使う時も余裕で使えます。
また、洗濯機やハンガーなどの収納スペースもドア側に設置しています。
洗面室で部屋干しをしていても、洗濯や洗面台を使う時に邪魔にならないよう広めに設計をして配置も考えたので、すごく使い勝手がよくなりました。


まとめ:家事動線を意識して家づくりをすると家事の時短になります!
我が家は家事の時短をしたくて、家事動線を意識した家づくりをしました。
- キッチン、洗面室、リビングを近くに配置して動線を短くした
- 洗濯物は2階ではなく洗濯機と同じ1階で干す
- 動きの多いキッチン、洗面室は広めに設計
おかげさまで特に朝の家事では無駄な移動時間がなくなり、家事の時短になっています!
でも、100%満足!!ってわけではないです。


欲を言えば、洗面室からそのまま外に干せるような間取りにしたかったです。
そして、衣類の収納も今は2階ですが、1階だったら絶対楽ですよね。
でも、そこまでは無理でした(^^;)
家の形や向きなどもあって、要望全てを叶えるのは難しいです。
しかし、できる限りのことはしました!
私は、主婦目線で家事動線を意識した、家事が時短になる家を作って良かったと心から思っています!
家事が時短できる家、主婦にとってはとってもありがたいですよ!
この記事が家づくりの参考になれば幸いです^^







