出産が近づいてきて、いざ入院準備を進めようと入院準備リストを見ると、たくさん書いてあって本当に全部必要なの??ってなりませんか?

私もそうでした。
何を準備したらいいか分からなくなりますよね…。
そこで今回は、実際に出産を経験して分かった本当に必要な入院準備を紹介していきます。
- 必ず必要なもの
- あって良かったもの
- なくてよかったもの
- 退院時に必要なもの
参考になるよう、この4つに分けてみました。
なくてよかったもの以外は、個人的には準備しておくのがオススメです。
それでは紹介していきます。
入院準備:必ず必要なもの
まずは、入院の手続きなどで必ず必要なものを紹介します。
- 母子手帳
- 健康保険証
- 診察券
- 印鑑
臨月に入ると、いつ何が起こるか分かりません。
私も、次男の時は38週の健診でそのまま入院することになりました。


突然入院することもあるので、この4つは常に持ち歩いておきましょう。
入院準備:あって良かったもの
続いて、私が実際に入院してみて、あって良かったと思う入院準備を紹介します。
- 前開きパジャマ
- 産褥ショーツ
- 母乳パッド
- 円座クッション
- 骨盤ベルト
- ペットボトル(ストロー付き)
- 授乳用クッション
- 沐浴用品(ポンプ式のベビー石鹸、ガーゼ)
- 洗面用具
- スリッパ
- ティッシュペーパー
- 筆記用具
- 時計
- タオル
- カーディガン
- 充電器
- ヘアゴム
- 食べ物、飲み物
いっぱいあるので、オススメ順に紹介していきます。
円座クッション
円座クッションは本当にあって良かったものでした。
会陰切開をしたら痛くて普通に座れないので、円座クッションはあった方が安心です。
授乳の時も、食事の時もずっとこの円座クッションの上に座っていました。
会陰切開についてはこちらの記事に詳しく書いてあるので、良かったら参考にご覧ください。


会陰切開をしていなくても、痔になったり腰痛になったりすることもあるので、痛みを和らげてくれる円座クッションは買っておいて損はしないと思います。


骨盤ベルト
産後の骨盤はグラグラで歪みやすく、骨盤の戻りをサポートしてくれる骨盤ベルトを使って、骨盤を正しい位置に戻してあげることが必要です。
骨盤がグラグラな状態で無理に動くと、骨盤のゆがみの原因にもなるので、骨盤ベルトは付けた方がいいです。
私はベルトタイプの骨盤ベルトを使っていました。
ワコールの骨盤ベルトです。
2重ベルトで締め付けやすく着用しやすいのでオススメです。
このワコールの骨盤ベルトについては、こちらの記事に詳しく書いてあるので、良かったら参考にご覧ください。


前開きタイプのパジャマ
パジャマは丈が長めの前開きタイプがオススメです。
その理由について説明します。
出産後は寝たままパジャマに着替える
出産後は助産師さんや看護師さんに手伝ってもらいながらパジャマに着替えることになります。
その際、仰向けに寝たまま着替えるので前開きの方が着替えやすいのです。
プルオーバーのタイプだと、上半身を上げることになるので着せるのが難しくなります。
前開きだと片方ずつ手を入れてちょっと横に体を浮かせれば着せやすいのです。
また、産後はズボンは履かず、トップスだけ着て部屋に戻るので、短い丈だとちょっと恥ずかしいと思います。


内診の時に丈が長くて前開きだと便利で安心感がある
産後は毎日内診があります。
その際、ズボンを脱いで内診をするので、丈が長い方が隠せる部分が多くなるため膝丈ぐらいまであるパジャマがオススメです。
短いと、恥ずかしいと思います。。
ワンピースのように着れるぐらいの丈感の方が安心できます。
授乳口はあった方がいい?
授乳口の付いているものもありますが、個人的にはなくてもいいと思います。
私は一応授乳口が付いているパジャマでしたが、あまり利用しませんでした。
前のボタンを外せば右も左もそこから授乳ができるので、その方が手間が減って授乳しやすかったからです。
あと、産後は両親や友人などがお見舞いに来ることもあります。
人に見られても良い可愛いパジャマだと安心かもしれないですね^^
ストローが付いたペットボトル
陣痛中、出産中はものすごく喉が渇きます。
自分で飲むのも、人に飲ませてもらうのもストロー付きがとても便利です。
コップにお茶を注いで飲むとか、ペットボトルの蓋を開け閉めするとか、そんな余裕ありません。
ストロー付きの飲み物を用意することをオススメします。
私は立ち会い出産だったので、夫がお茶を飲ませてくれました。


寝たまま飲むことが多いので、横にしてもこぼれないものがオススメです。
授乳用クッション
なくても授乳はできますが、あった方が便利です。
私は授乳中はずっと使っていました。
授乳する時にそのまま膝の上で授乳しようとすると、かなり前かがみになってしまいます。
肩こりや腰痛の原因にもなるので、授乳クッションがあった方が楽に授乳できます。
半月型のデザインになっているので、赤ちゃんが安定しやすくなっています。
家にあるクッションやバスタオルでも代用できるので、授乳クッションがいらないのであれば代わりのものを準備しましょう。
私は、普通のクッションやバスタオルだと子どもが安定しなくて怖かったので、授乳クッションを使っていました。
ただ、ここは個人差が大きいので、好みで準備してください。
抱き枕になるものもあります。
私はこれが欲しかったです。
おさがりで他の授乳クッションを頂いたので、買えませんでした。
母乳パッド
赤ちゃんが母乳を飲むようになると、飲んでいない時でも母乳がたくさん出てきます。
私は母乳は少なかったのですが、それでも入院中から母乳パッドが必要でした。
パッドがないと下着やパジャマが濡れてしまいます。
飲ませている方とは反対のおっぱいから母乳が出てきてしまうことも結構ありました。
母乳パッドには布製もありますが、私は使い捨ての母乳パッドを使用していました。
これは、肌触りが良くてとても付け心地が良かったです。
濡れたら付け替えればいいので衛生的でオススメです。
産褥ショーツ
私の産院では必須でした。
私は3枚用意しました。
生理用パンツでも、代用は可能だと思います。
ただ、下着を脱がずに内診ができるので入院中はあると便利です。
内診では、傷や悪露の状態を見てもらったり、パッドを交換してもらったりします。
産褥ショーツは股の部分がテープなどで開閉できるようになっているので診察しやすく、パッドの交換もしやすいのです。
会陰切開の傷で痛かったり違和感があったりするので、ショーツを脱がなくていいのは楽でした。
ただ、使うのは入院中ぐらいです。
退院後、生理用のショーツでも大丈夫だったのですが、使わないともったいないという精神でずっと使っていました。
入院中はあったら便利だけど使用期間が短いのが難点です。
沐浴用品(ポンプ式のベビー石鹸、ガーゼ)
沐浴指導があるので、ベビー石鹸やガーゼは必要です。
綿棒、消毒液、バスタオルは産院が用意してくれました。
ベビー石鹸にもいろいろありますが、泡で出てくるポンプ式が使いやすくてオススメです。
だいたい体を洗う時は大泣きしていることが多かったので、液体や固形だと手に取って泡立てるのが大変です。
泡タイプだとそのまま使えて楽でした。
洗面用具や筆記具など
細かいのですが、これらのものもあって良かったものです。
- 洗面用具
- スリッパ
- ティッシュペーパー
- 筆記用具
- 時計
- タオル
- カーディガン
- 充電器
- ヘアゴム
タオルは、シャワーの時にバスタオルや体を洗うタオルは産院で用意してくれますが、その他の手を拭くタオルなどはありませんでした。
筆記用具は書類にサインしたり、母乳の量やウンチの出をチェックするチェック表があったので毎日使っていました。
カーディガン、ヘアゴムもあると便利です。
室内は肌寒かったりするので、羽織るものがあると安心です。
また、授乳の時は髪の毛が邪魔になることがあるので、髪が長い人はヘアゴムも必須です。
この辺りの物は、産院によっては準備してくれている物もあると思うので、よく確認してください。
食べ物、飲み物
授乳をするとものすごくお腹がすきます。
今まで食べたことない量のご飯を食べていました。
それだけ食べているのに、お腹がすくんです(笑)
飲み物も陣痛中から異常に飲みます。
お見舞いに来る夫や親に何か買ってきてもらうといいと思います。
入院準備:なくてもよかったもの
逆に、なくてもよかったと思う入院準備を紹介します。
- 授乳用ブラ
- お産パッド
- おくるみ
それぞれ紹介していきます。
授乳用ブラ
授乳用ブラを準備するよう産院のリストに書いてあったので準備したのですが、授乳用ブラでなくても良かったと思います。
授乳用ブラは、授乳がしやすいように工夫がされています。
私が買ったものは、クロスしているタイプで、簡単にめくれるので確かに授乳はしやすかったです。
サイズ調節もできます。
でも、例えばユニクロのブラトップのような家にあるものでも代用はできます。
産前に身に付けていたワイヤーの入ったブラジャーは、胸のサイズが変わることもあるのでオススメしません。
締め付けのないゆったりとしたブラジャーを既に持っているようであれば、それでも授乳は可能です。
私も妊娠中にブラトップを何枚か買っていたので、買い足さずにブラトップでよかったと少し後悔しています。
お産パッド
お産パッドは産院が準備してくれたものだけで足りました。
退院前には夜用のナプキンでも足りるぐらいの出血量になったので、お産パッドは産院で準備されたものがあるなら買う必要はないと思います。
予備として、夜用のナプキンを何枚か持っていれば安心です。
おくるみ
私は買いませんでした。
おくるみはバスタオルやブランケットなどで十分代用できます。
おくるみを買っておけばよかったと思ったことも1度もありません。
入院準備:退院時に必要なもの
最後に、退院時に必要になる入院準備を紹介します。
- 退院時のベビー服
- 新生児用のオムツ数枚
- 退院時の自分の服
それぞれ紹介していきます。
退院時のベビー服
退院する時に赤ちゃんに着せる服を入れておきましょう。
私は肌着とカバーオールを用意していました。
冬生まれの長男は、靴下と毛布も準備していました。
ちなみに、セレモニードレスは着せませんでした。
値段が高いし、その時にしか着ないのでもったいなくて。。。
実際、私は入院中にセレモニードレスを着ている赤ちゃんを見たことがありません。


個人的には、迷うなら準備しなくていいと思います。
新生児用のオムツ数枚
オムツは必ず必要です。
予備を含めて、布オムツか紙オムツを数枚準備しておきましょう。
私は、赤ちゃん用品店などでもらったオムツのサンプルを数枚入れていました。
退院時の自分の服
退院時の自分の服ももちろん必要です。
私は、入院する時に来ていた服を着ました。
授乳服などが良ければ、予め入れておきましょう。
出産の入院準備:産院の入院準備リストも確認しよう
今回は、私が実際に入院して感じた必要なものやあって良かったものを紹介してきました。
しかし、入院準備で必要なものは産院によって違ってきます。
必ず、産院の入院準備リストを確認するようにしましょう。
出産前に本当に必要なものを選別するのは難しいのですが、この記事が出産の入院準備の参考になれば幸いです^^







