ベビーカーに扇風機は危険なのか紹介します。
乳幼児がいるとベビーカーはちょっとした買い物や散歩など、何かと使用することが多いですが、夏になると暑くて子どもも親も大変ですよね。
特に地面に近づけば近づくほどアスファルトなどからの照り返しがくるので、大人よりも地面に近い子どもは熱中症などの危険が高まります。
そこで便利なのが取り付けるタイプの扇風機です。
来週の予防接種の外出に向けて、ベビーカーに取り付けるクリップ型の扇風機を手に入れた!
— あいさい🌷3mシロ (@aisaiai1) June 29, 2022
友達が、小さいと意味がない…と言っていたので16cmの大きな物を買ったよ。
これと保冷剤で乗り切る! pic.twitter.com/rulOrDmuIu
街中を見渡すと、ベビーカーに扇風機を取り付けている方も多いと思います。
しかし涼しむための扇風機も、取り付け方や使い方によっては危険なこともあります。
ただ取り付ければオッケーというわけではないんです!
そこで今回はベビーカーに扇風機を使用する際の注意点や暑さ対策についてまとめてご紹介していきたいと思います。
ベビーカーに扇風機は危険?
ではベビーカーに扇風機が危険とはどういうことなのかについて説明していきます。
毎年夏になると、当たり前のように連日35度を超える猛暑日が続くようになりましたよね。
年々熱中症になる方も増えている中、大人よりも子どもの方が熱中症のリスクは高くなります。
というのも、子どもの方が太陽の熱で暑くなった地面に近くなるので、大人が感じている温度よりも暑くなります。
環境省の熱中症予防サイトによると、大人(150センチ)が32℃の時、子ども(50センチ)は35℃になっているという検証データがあります。
名古屋10:30、アスファルトの表面温度60℃オーバー!!
— TAKUMA The Destroy All Stars (@manamoecat) August 10, 2019
小さな子供やベビーカーの赤ちゃんは地面に近いため照り返しで大人よりも暑いです。
皆さん、お気をつけますよう🙏 pic.twitter.com/68xZhZgTrz
地面に近づけば近づくほど照り返しの影響が強くなり、熱中症の危険が高まります。
こういったことからベビーカーに乗っている子どもが熱中症になるケースも多く、このことを“ベビーカー熱中症”とも呼びます。
ここで使いたくなるのが取り付けタイプの扇風機ですよね。
もし低い位置に設置すると、地面近くにある高温の風を舞いあげて子どもに送風してしまうことになります。
涼しむためのアイテムが逆効果になるなんてことも…
50センチ高さが上がると1度変わると言われています。
扇風機がダメというわけではなく、取り付け方が大切ということですね。
扇風機の安全な付け方や使い方
では扇風機を安全に使用するための付け方などについてご紹介します。
先ほど説明したように、低い位置に付けてしまうと高温の風を子どもに送風してしまうことになります。
なので、取り付ける際はなるべく高い位置に付けるようにしましょう。
よく街中で見かけるのは目の前の手すりに付けるというパターンです。
これは高温予防だけでなく、子どもが興味を持って触ってしまい、指が巻き込まれてしまう恐れもあるので避けましょう。
場所としてはベビーカーのフード部分などに取り付けて、なるべく高い位置からの下降気流によって涼しい風を送れるようにするのがベストです♪
また、子どもに直接風を当てすぎるのは良くありません。
というのも幼い子どもであればあるほど汗腺機能が未発達なので、なるべく長時間肌に当てすぎないようにしましょう。
屋外で長い間ベビーカーを使用する場合、濡らした帽子などを子どもに被せ、その帽子に風を送るとかなり涼しくもなるのでおすすめです。
ベビーカーにおすすめの暑さ対策を紹介
扇風機を使用する以外にも暑さ対策はできます!
今回は、暑さ対策におすすめのグッズ2点をご紹介します♪
ひんやりマット
赤ちゃんグッズ用品店やネットなどで調べてみるとさまざまなひんやりグッズがあります。
サラッとした感触のひんやりするマットや、固まらない保冷剤タイプなどもあり手頃な価格のものも多いので、まだお持ちでない方はぜひチェックしてみてください。
こちらのシートは敏感肌の子にも使えて便利です。
サンシェード
ベビーカーのフードだけだと、日差しの角度によってはフードだけでは影にならず日光が子どもに当たってしまう…なんてこともありますよね。
そんな時に便利なのがサンシェードです。
フードに取り付けることができるので、フードだけだと少し物足りないという方はUVのサンシェードを利用すると便利です。
こちらは楽天1位を取ったこともある人気商品です!
また、それと似たアイテムで虫除けにもなる蚊帳タイプもあります♪
このようなアイテムも涼しさ対策として便利です♪
まとめ:ベビーカーに扇風機は危険?安全な付け方や使い方は?
ベビーカーに扇風機を使用する際の危険や注意点についてご紹介しました。
大人よりも地面に近くなる子どもは、照り返しによって熱中症のリスクが高まります。
これはベビーカーでも同じことで、ベビーカーに乗っていながら熱中症になるケースも多く、これを“ベビーカー熱中症”とも呼びます。
ベビーカーに扇風機を取り付ける場合、地面近くの高温の風を舞いあげないようになるべく高い位置に設置しましょう。
また、子どもは汗腺機能が未発達なことから、直接肌に風をあてすぎるのも良くありません。
濡れたタオルや帽子、ひんやりマット、保冷剤、サンシェードなどを使用して温度を下げてあげるのも効果的です。
暑くて大人も子どもも大変ですが、熱中症にならないように注意しましょう!