トイレトレーニングが進むと、オムツからパンツへの移行が必要になってきます。
そこでパンツについて、次のような悩みが出てくるのではないでしょうか。
「トレーニングパンツって必要なの?」
「トレーニングパンツにも種類があるけど何がいいの?」
「いきなり普通のパンツでもいい?」
「いつからパンツを履かせればいいの?」
様々な悩みがありますが、実際にトレーニングパンツを使ってみた私が結論から申し上げますと、

普通のパンツでもOK!でもトレーニングパンツはあったらあったで便利!
子どもにとってはトレーニングパンツでも普通のパンツでもたいして差はありません。
なので、初めから普通のパンツにしてもOKです。
ただ、トレーニングパンツの方が漏れにくいので、親が楽できるのはトレーニングパンツだと思います。
今回は、実際にトレーニングパンツを使ってきた私が、実体験をもとにトレーニングパンツの必要性についてお話ししていきます。
トレーニングパンツはいつから?
トイレトレーニングを始める時期や進め方についてはこちらの記事にまとめました。


では実際、トイレトレーニング中、どのタイミングでトレーニングパンツを履かせるべきなのでしょうか。
トレーニングパンツとは
そもそもトレーニングパンツとは何なのか?
オムツを卒業してパンツに移行する前の練習用として作られたパンツのことです。


最近の紙オムツは吸収力がすごく、子どもが濡れたと感じにくくなっています。
その点トレーニングパンツは子どもが濡れた感覚をつかみやすく、パンツへの移行がしやすくなるため、子どものトイレトレーニングに適したパンツとなっています。
トレーニングパンツの種類
では、トレーニングパンツにはどんなものがあるのでしょうか?
布製のトレーニングパンツ
布でできたトレーニングパンツで、普通のパンツよりも厚く作られています。
3層、4層、6層といった種類があり、成長段階に合わせて選ぶことができます。
層が厚くなるにつれて漏れにくくはなりますが、同時に子どもが濡れている感覚をつかみにくくもなります。
布製のトレーニングパンツの特徴をまとめると、
- 層が厚い分、洗濯すると渇くのに時間がかかる
- 洗って何度も使えるのでコストパフォーマンスが良い
- 紙製よりも濡れた感覚が分かりやすく、トイレトレーニングを進めやすい
紙製のトレーニングパンツ
紙製のトレーニングパンツは、普通のオムツと同様おしっこを吸収しますが、普通のオムツよりも濡れた感覚が分かりやすくなっています。
紙製のトレーニングパンツで有名なものに「トレパンマン」や「パンパース 卒業パンツ」があります。
紙製のトレーニングパンツの特徴をまとめると、
- 濡れたらオムツを破棄すればいいので洗濯の手間がなく楽
- コストが高く、布製に比べるとお金がかかる
- 布製に比べると子どもが濡れた感覚をつかみにくく、トイレトレーニングが進めにくい
使うなら布製のトレーニングパンツがオススメ
私は紙製のパンツは使いませんでした。
漏れる経験がないと子どもが感覚をつかみにくく、オムツが外れるのに時間がかかると考えました。
そして、紙製のトレーニングパンツはコストがすごくかかる点が気になり、紙製のパンツは1度も使わずに終わりました。
トレーニングパンツの使い方と使うタイミング
種類が分かったところで、実際にトレーニングパンツはどのように使えばいいのでしょうか?
トレーニングパンツはある程度トイレで用を足すことを覚えてから使い始めることをオススメします。


いきなりパンツを履かせてトレーニングをすると、パンツを履くことも覚えなければいけないし、トイレに行って用を足すことも覚えなくてはなりません。
それは子どもには少し難しいと思うのです。
順番に教えていった方が子どもも理解しやすいと思います。
- トレーニングパンツなしでトイレで用を足すことを覚えさせる
- トイレに行くことを理解したところで、トレーニングパンツを履かせてみる
その方がパンツを履くことに対する抵抗が少なく、始めやすいと思います。
そしてもう1つ、親の負担がだいぶ減ります。
いきなりトレーニングパンツにすると、何度も漏らすのでその度に処理をしなければいけないし、布製であれば何枚も洗わなければいけなくなります。
これは、親にとってはかなり負担です。
なので、私はある程度トイレで用を足すことを覚えてきてからトレーニングパンツを履かせることをオススメします。
トレーニングパンツって必要?
そもそもの問題として、トレーニングパンツ自体必要なの?という疑問がある人も多くいると思います。
結論としては、



普通のパンツでもOK!でもトレーニングパンツはあったらあったで便利!
普通のパンツから始めてもいいと思います。
トレーニングパンツを用意するとコストもかかるし、普通のパンツの方が漏れやすい分、子どもも濡れた感覚がつかみやすいかもしれません。
でも、トレーニングパンツは親からすると漏れにくいという安心感があるので始めやすいです。
トレーニングパンツの利点をまとめると、
- 普通のパンツより漏れにくい
- 漏れにくい分、親は後始末が楽
この2点です。
ちなみに我が家はトレーニングパンツを5枚買いました。
普通のパンツから始めようか迷ったのですが、私は割とめんどくさがり屋なので、漏れにくい方が自分の手間が少ないかなと考えました。
そしてパンツは3層のものだけ買いました。
理由は
- 6層や4層だと子どもが濡れた感覚が分かりにくいだろうと思った
- 6層⇒4層⇒3層と段階を踏んでやることが子どもにも私にも負担になり、トレーニングが嫌になりそうだと考えた
子どものやる気が出てくればと思い、大好きなアンパンマンのパンツも買いました。


実際に履かせてみた結果ですが、
- 普通のパンツよりは漏れにくい感じはあるが、普通に漏れる
- 本当に洗濯が渇きにくい
少量なら漏れませんが、普通におしっこをしたら漏れます。
洗濯は天気の悪い日なんか全然乾きません。
乾かないのが嫌でトレーニングパンツを使わなくなったという人もいます。
結構漏れるし、洗っても乾きにくいし、それだったら別に普通のパンツでもいいかなというのがやってみた感想です。


ただ先ほども言った通り、普通のパンツより漏れにくいという安心感があるので、トレーニングパンツは親としては使いやすいところがあります。
普通のパンツから始めてもOKですが、トレーニングパンツはあったらあったで便利なものです。
普通のパンツへの移行はいつ?
トレーニングパンツを使っている場合、普通のパンツへ切り替えるタイミングもいつにすればいいのか悩みますよね。


目安としては、子どもがおしっこが出る前に「出そう」と言えるようになってきたらでいいと思います。
私の子どもも、「出る」と私に言うようになってきて、ほとんどパンツを濡らすことがなくなったタイミングで切り替えました。
トイトレグッズは子どものやる気を引き出す1つの手段
トレーニングパンツを使ってみたけど結局何も効果がなかったらがっかりしてしまいますよね。
それでいいと思います。
いろいろ試してみないと、何がその子に合うやり方なのかわからないのです。
私の場合、トレーニングパンツの後に、濡れるとアンパンマンの泣いた顔が出てくるというパンツを買いました。
アンパンマンの泣き顔を見て、こどもがパンツを濡らさいようにしようと思ってくれるかな?と思って買ったのですが、特に効果はありませんでした。
そんな感じで、親が良いと思っても子どもにはまったく効果がない場合もあります。



トレーニングパンツなどのトイトレグッズは子どものやる気を引き出す1つの手段だと思ってください。
うまくいかなくても、気にせず次の手段を考えましょう。
トレーニングパンツで楽しくトイレトレーニングができるといいですね^^



