ミニトマトの脇芽を取らないとどうなるのか、実際に失敗した体験談をお話します。
ミニトマトを育てていたところ、明らかに成長しすぎました。
この失敗の原因は「わき芽かき」を怠ったこと。
わき芽というのはこれです。
葉の付け根から出てくる小さな芽のことです。
これをこまめに取らないとどんどん成長していってしまい、大きく成長しすぎてしまうんです。
葉が成長しすぎると、実がなりません。
例え実がなっても甘みもなく美味しくありません。
なぜなら、枝や葉の成長に栄養分が使われてしまうからです。
私は家庭菜園に関してはド素人の主婦です。
それでも、せっかく栽培したミニトマトだからがんばって美味しいトマトに育ててみることにしました。
それでは私のミニトマト栽培失敗談をお話していきます。
トマト農家さんに教えてもらったトマトの栽培方法
ある日児童館でトマト農家の方によるトマトの寄せ植え講座というものがあり、参加したことがきっかけでトマトの栽培を始めました。
トマト農家さんから教えてもらったトマトの栽培方法はこちら。
- プランターは高さがあって通気性が良いものがオススメ
- トマトとバジルは相性が良いので一緒に育てると良い
- トマトは乾燥に強いので水をあげすぎてはいけない
- トマトは成長が早いのでわき芽をしっかり取ること
- 横に成長するとたくさん収穫できるけど1つ1つの味が落ちるのでオススメしない
- 背がどんどん高くなるので主枝の先端を切って成長を止めてあげる
それぞれ説明しますね。
プランターは高さがあって通気性が良いものがオススメ
トマトの根は下に伸びるので深いプランターが良いそうです。
そしてなるべく通気性が良いものを選びます。
実際に使っているプランターはこちらです。
このプランターは通気性を良くするために底が凹凸になっています。
トマトとバジルは相性が良いので一緒に育てると良い
トマトを栽培する時、バジルを一緒に植えると良いそうです。
トマトとバジルは成長を助け合う共生植物の関係です。
トマトは乾燥に強く水を好みませんが、バジルは水を好む植物です。
トマトにとって必要以上に水分が多い状況でも、バジルが余分な水分を吸収してくれるので、トマトが成長しやすくなります。
そのため、トマトの株元の近くにバジルを植えることがオススメです。
我が家もバジルを植えています。
また、バジルは強い香りがあるので害虫がその香りを好まず、トマトに害虫が寄り付かなくなるメリットもあります。
トマトとバジルって料理でも相性が良いですよね。
植える時も一緒に育ててあげると相乗効果で味が良くなるそうです。
ぜひトマトを植えるならバジルも一緒に植えてみましょう^^
トマトは乾燥に強いので水をあげすぎてはいけない
私の中で1番意外だった育て方が、トマトは水をあげすぎないこと。
トマトってみずみずしいイメージなので、たっぷりの水をあげるのかと思っていたのですがダメだそうです。
トマトは元々雨が少ない南米のアンデス地方が原産なので乾燥に強く、水をあげすぎると実が割れてしまったり根腐れを起こしてしまいます。
水をあげる目安は、葉が萎えてきたら。
そして、プランターの底から水が出るぐらいたっぷりの水をあげます。
葉や茎に水がかからないよう株元に水をあげます。
トマトは成長が早いのでわき芽をしっかり取ること
私が失敗した1番の原因はわき芽をしっかり取らなかったこと。
この作業をわき芽かきと言います。
わき芽はこれです。
葉の付け根から出てくる小さな芽のことです。
わき芽を取らないとトマトはどんどん成長していきます。
そうなると、わき芽を伸ばすことに栄養が使われて実に栄養が届かなくなるのです。
そして、葉が茂りすぎて日が当たらなくなります。
そうなるとトマトは成長しないですよね。
トマトがこんな感じになることが多かったです(^^;)
トマトとトマト農家さんに申し訳ない…。
私は気づいた時にわき芽を取っていたつもりだったのですが、自分が思っている以上にトマトの成長が早かったです。。。
毎日わき芽を取るぐらいの気持ちが必要でした。
わき芽は指で簡単に取ることができます。
わき芽を取った所から菌が入る場合があるので、指か消毒したハサミで取ります。
横に成長するとたくさん収穫できるけど1つ1つの味が落ちるのでオススメしない
先ほど説明したわき芽を放置すると横にどんどん成長していきます。
↑我が家のミニトマトが悪い例です(笑)
横に成長するとトマトはたくさんできますが、養分が分散するので1つ1つのトマトの味が落ちます。
(ちなみに我が家は生い茂りすぎてそもそも実がなりませんでした…)
美味しいトマトを食べたいのであれば、横に成長しすぎないように気を付ける必要があります。
わき芽かきがいかに大事かということですね。
背がどんどん高くなるので主枝の先端を切って成長を止めてあげる
トマトは上にどんどん成長していきます。
そのため、養分が無駄に使われないように主枝の先端を切って成長を止めてあげる必要があります。
これを摘心といいます。
支柱の先端ぐらいまで伸びたら主枝の先端を切って成長を止めます。
失敗した最大の原因はわき芽かきをちゃんとやらなかったこと
トマト農家さんに教えてもらった育て方をすれば、美味しいトマトがたくさん食べられたはずです。
しかし私は、やるべきことを怠ってしまいました。
私の最大の失敗はわき芽かきをちゃんとやらなかったこと。
思うように実が育たなくて途中で嫌になり、放置すればそのうち枯れるかな~と思って放置してみたこともありました(トマト農家さんゴメンナサイ…)。
しかしトマトはどんどんどんどん成長していき、このような姿になりました。
私が失敗から学んだミニトマト栽培のポイントです。
- わき芽かきは毎日やるぐらいの意気込みでやろう!
- トマトの成長は思っている以上に早いよ!
ちょっと気を抜くと、いつの間にかわき芽が成長して立派な姿になってしまいます。
トマトの栽培においてわき芽かきはとても重要です。
あと、トマトの成長は凄まじい。
怖いぐらい成長していきます。。。
ミニトマトの枝を切って美味しい実がなるか挑戦!
伸びすぎた枝をちょっと切ってみました。
だいぶスッキリしました。
そのおかげか、ちょっと実がなってきました。
久しぶりに実がなっているのを見た気がします…(笑)
枝を切ったことで、
- 日が当たるようになった
- 風が通りやすくなった
- 栄養分が実に届きやすくなった
ミニトマトが成長しやすい環境に変わったのです。
そういえば、最初にできたミニトマト、すっごく甘くて美味しかったんですよね。
でも、私の育て方が悪かったせいで全然実がならず、実ができても全然美味しくないトマトができあがっていました。
…トマトが好きな子どもに申し訳ないです。。。
これからは、ミニトマトをきちんと育ててみます!
子どもに美味しいトマトを食べさせます!!
このミニトマトがどうなるか…続きはまた記事にしたいと思います。
この私の失敗からの体験談が、ミニトマト栽培の参考になれば幸いです^^