運動会を5月に開催する学校が増えていますが、なぜ5月になったのでしょうか?
昔は運動会といえば秋の行事で、9月~10月ごろに開催されることが多かったですよね。
私の子どもの頃も、運動会は10月に開催されていた記憶があります。
しかし今は、5月~6月に開催するところが増えてきています。
私の長男の学校も6月開催でした。
なぜ秋の9月~10月頃ではなく、春である5月~6月頃に開催するようになったのでしょうか?
この理由について調査しました。
運動会5月開催はなぜ?秋から春にやる学校が増えた理由
運動会を秋ではなく春である5月~6月に開催する学校が増えています。
「スポーツの秋」という言葉もあるぐらいで、運動会は秋に開催されるものでした。
しかし最近は秋に開催する学校がどんどん減っています。
運動会はなぜ5月になったのでしょうか?
- 夏の猛暑の影響で9月~10月は残暑が厳しいから
- 秋は行事が多いので分散させるため
このように、大きく2つの理由がありました。
夏の猛暑の影響で9月~10月は残暑が厳しいから
昔は9月は涼しいイメージがありましたが、今の9月ってめちゃくちゃ暑いですよね。
長男の小学校、今まで運動会は9月末だったのに今年から5月に!理由は「9月は暑すぎるから5月にして様子を見る」だって。早川先生も「学校にはたらきかけ運動会を5月から10月にしてもらう」とおっしゃってるのに、9月から5月になぜする!草加市は、三郷の隣だし決して安全とは言えないと思う。
— アルぼん (@arubon_vegemon) January 26, 2012
例えば9月末に運動会が開催となると、夏休み明けすぐに運動会の練習をすることになります。
9月の初旬なんてまだまだ猛暑です。
例えば、2020年9月上旬の東京の最高気温を調べたところ、
- 9月1日 27.4℃
- 9月2日 32.1℃
- 9月3日 32.7℃
- 9月4日 35.1℃
- 9月5日 34.2℃
- 9月6日 29.5℃
- 9月7日 31.2℃
- 9月8日 34.2℃
- 9月9日 33.6℃
- 9月10日 31.7℃
30℃を超える日がほとんどです。
こんな暑い中運動会の練習なんてしたら、熱中症になる人が出てきてもおかしくありません。
10月開催だとしても、9月のこの暑さではまともに練習できないですよね。
このため、9月~10月よりも涼しい5月~6月に運動会が開催されることが増えたようです。
また、春なら台風の心配もないし、天候に左右されにくいというメリットもあります。
秋は行事が多いので分散させるため
秋は色々な行事が重なっています。
- 文化祭
- 学習発表会
- 合唱コンクール
- 秋の遠足
大きな行事が重なっているので、行事を分散させるために春の開催にしたともいわれています。
ここ10年程前から
— miaru (@ROSE69977036) May 22, 2021
「秋」→「春」に運動会時期が変わってる所が多い様です。
秋は行事が多すぎるから…
&まだ暑さが厳しいから…
の事情の様ですよ😊
うちの生徒達も9割が運動会や体育祭は5月下旬〜6月初旬で開催されてます。
今年はコロナで延期…可哀想💧
学習発表会も合唱コンクールも、練習が必要な行事です。
行事が重なっていると、それぞれ練習をしないといけないので、子どもも先生も大変ですよね。
また、行事が集中することで、授業時間が減ってしまいます。
秋は受験の追い込みシーズンということもあり、授業時間の確保をしたいという狙いもあるようです。
【運動会】春開催のメリット・デメリット
運動会を春に開催する場合のデメリットは、新しい環境に慣れていないのでまとまりがないということ。
5月に開催ということは、4月から練習をします。
新しい学年、クラスになったばかりで、新しい生活にまだ慣れていない状況です。
特に一年生は大変ですよね。
そんな中、団結して練習しなければいけないのがデメリットとなります。
しかし裏を返せば、運動会の練習をきっかけにクラスの団結力が高まるともいえます。
最初は先生も子どもたちも大変かもしれませんが、運動会が終わったら、始まる前より絆が深まっているはずです。
運動会をきっかけに友達が増えるかもしれませんね。
まとめ:運動会は5月になぜ開催?春にやるデメリットとメリット
運動会を5月に開催する学校が増えている理由を紹介しました。
やはり1番の理由は、秋の開催は暑いからではないでしょうか。
台風など天候に左右される心配もないですし、春の方が安心して開催できるのだと思います。