2歳差育児は危険という噂は本当なのでしょうか。
私には2人男の子がいますが、2歳差(正確に言うと1歳8ヵ月差)です。
次男が産まれるとき、「1人でも大変なのに、もう1人増えたらどうなるんだろう…」と思っていました。
思い返すと、2人を育ててきて1番大変だった時期は次男が産まれて数か月の時期でした。
次男が産まれたとき、長男はまだ1歳8ヵ月。
まだまだ手のかかる時期でした。
1歳児は1歳児の大変さがあり、新生児はもちろん手がかかるし…とにかく大変で、ゆっくりできる時間が全くなかったことを覚えています。
正直、2歳前後の長男の記憶があまりありません。
それぐらい大変だったので、2歳差だと最初はめちゃくちゃ大変ですし、危険も伴います。
ですが、そこを乗り越えれば、2歳差育児はメリットだらけだと思っています♪
我が家は下の子が2歳にもなると育児が落ち着き、そこからはだいぶ楽になりました。
しかも年が近いからこその恩恵をたくさん受けています!
今回は、実際に2歳差の子どもがいる私が、2歳差育児のメリットについて詳しくお話していきます。
2歳差育児は危険?
2歳差育児は危険だという噂もありますが、正直なところ、危険なことはありました。
下の子が0歳のとき、上の子は2歳でまだまだ手がかかる時期です。
そのため、意図せず下の子に危ないことをしてしまうことがあったんです。
私の長男も次男を踏みつけそうになったことが何度もあります。
また、階段を下りるドアを開けっぱなしにしてしまい、下の子が誤って階段から落ちてしまったこともありました…
2歳児は何をするか分からないので、常に目を見張っていないといけません。
また、子どもと3人で外に出かけるときは、下の子を抱っこ紐で抱っこして出かけることが多かったのですが、その状態で上の子が走り回っても追いかけることができません。
上の子が暴走したときも危険を感じたことはありました。
2歳差はとっても可愛いのですが、年齢が小さいうちは危険を感じることが度々あったのは事実です。
2歳差育児はメリットだらけ?
2歳差だと、下の子が産まれてしばらくは相当大変です。
ですが、だいぶ大きくなった今では、2歳差で良かったなと思うことがいくつかあります。
具体的にはこちらです!
- 保育園や学校が一気に終わって楽
- 上の子の育児グッズや服を使い回ししやすい
- 食事を分ける必要がない
- 年が近いから友達のように仲良しになる
- 入園や入学が被らない
1つずつ詳しく解説していきますね。
保育園や学校が一気に終わって楽
まず、私が1番メリットだと感じていることが、保育園や学校が一気に終わって楽だということ。
子どもは保育園に3年間通っていましたが、保育園の送り迎えって結構面倒なんですよね。
でも我が家は2歳差だったので、年長と年少で1年間被っていた分、保育園の送り迎えは5年で終えることができました。
3歳差以上だと6年間送り迎えが必要ですもんね…
この1年の差は正直大きいです!
知り合いは3人きょうだいの子どもがいるのですが、全員3歳以上の年齢差があるため、1人も保育園で被ることがなかったそうです。
つまり、この方は9年間も保育園に送り迎えをしていたんですよね。
そう考えると、2歳差は被る年が多いから楽です!
小学校もほとんど被るので、学校行事への参加やPTA活動なども一気に終わってメリットだらけだと思います♪
上の子の育児グッズや服を使い回ししやすい
2歳差だと上の子の育児グッズや服が使い回ししやすいです!
抱っこ紐やベビーチェアなど、ちょうど上の子が使わなくなるタイミングで、すぐ下の子に使うことができます。
年齢差が大きいと、使用しない間はどこかに収納するか、友人などに貸し出す必要がありますよね。
それだと下の子に使いたいときにすぐ出せないので面倒になってしまいますが、2歳差だとすぐ使うことができるから楽ちんです♪
服もしまわずにすぐ下の子に使い回せるから、2歳差だと経済的にもメリットが大きいですよ。
食事を分ける必要がない
2歳差だと食事も分ける必要がありません。
離乳食さえ終わってしまえば、あとは同じ食事を出すだけなので楽ちんなんです♪
年齢差があると上の子用のご飯やおやつ、下の子用のご飯やおやつと分ける必要がありますよね。
それがないのは2歳差の大きなメリットだなーと常に思っています!
私は料理はあまり好きではないので、同じ食事を出せばいい2歳差で良かったと感じています♪
年が近いから友達のように仲良しになる
我が家は2人とも男の子ということも影響していると思いますが、年が近いから友達のように仲が良いです!
体格にも大きな差がないから、2人並んでわちゃわちゃしている姿は可愛いです♪
年齢差が大きいと、同じ遊びができないことも多いので、どちらかというと上の子が下の子の面倒を見る形になってしまいがちですよね。
それはそれで可愛いとは思いますが、2歳差だと考え方も好きな遊びもほぼ同じなので、本当にいつもくっついて仲良く遊んでいます!
入園や入学が被らない
2歳差だと入園や入学のタイミングが被らないことも大きなメリットです。
これは3歳差の子がいる家庭が結構大変で、例えば3歳差だと上の子は小学校に入学、下の子は保育園に入園と、入園・入学のタイミングが被ってしまうんですね。
実際に3歳差の子どものお母さんは、「お金はかかるし入学式と入園式、両方で仕事を休まなきゃいけないしで大変!」と嘆いていました。
タイミングが一緒だと準備するものも多くて混乱しそうですよね。。
1番大変なのは、大学と高校に入学するタイミングだと思います。
どちらも受験があるし入学にはお金がかかりますので、経済的な負担も大きいです。
そう考えると、2歳差は被ることはないので、メリットが大きいなぁと思います。
2歳差育児はいつまで大変?
2歳差育児はメリットだらけですが、もちろん大変なこともあります。
正直下の子が産まれてしばらくは、記憶がないぐらいめちゃくちゃ大変でした。
でもこれはずっとではありません。
我が家の場合、長男が2歳半ぐらいに落ち着いてきました。
もちろん、2歳半でも大変は大変なのですが、この頃から大変さのピークを達した感じはありました。
イヤイヤが落ち着き、自分のこともある程度できるようになってくるので、手がかかることが少しずつ減ってきたのです。
2歳半ぐらいになると、会話もできるようになってきます。
会話ができるだけですごく楽に感じていました。
「言葉が通じる相手がいる」だけでストレスが減るんです。
私の感覚では、2歳半~3歳ぐらいにはある程度落ち着いてくるのではないかと思います。
2歳差育児で大変だったこと3つ
2歳差育児は、下の子が産まれてしばらくは本当に大変です。
大変だったと思うことは、
- 上の子のイヤイヤがひどくなった
- 自分の時間が全くない
- 寝かしつけや食事が倍以上に大変
この3つです。
具体的にお話していきます。
上の子のイヤイヤがひどくなった
下の子が産まれた時、上の子は1歳8ヵ月。
一般的にもイヤイヤ期が始まる時期ですが、我が子はちょうど下の子が産まれる前にイヤイヤが始まった感じでした。
大きなお腹でイヤイヤ期の相手をするのは本当に大変で、下の子が産まれたら一体どうなるんだろう…と思っていましたが、もっとひどくなりました。
当時はよくわかっていなかったので、「タイミング悪く長男のイヤイヤ期のピークが来ちゃったな」と思っていたのですが、違ったんです。
赤ちゃん返りみたいなものでした。
下の子が産まれ、長男なりに色々感じ取っていたんだと思います。
一般的には赤ちゃん返りすると言われていますが、長男は赤ちゃん返りの代わりにイヤイヤがひどい、という感じでした。
ご飯をひっくり返したり、雨だから外で遊べないと言っても「いやだいやだ」と泣き出したり…。
里帰り中、親が長男の相手をすることに疲れ切っていました。
それぐらい、ひどかったです。
下の子が産まれると、上の子は何かしら変化すると思います。
自分の時間が全くない
新生児はもちろん手がかかりますが、1歳児もまだまだ手がかかる時期です。
そのため、どちらの相手もしなければならず、自分の時間が全くありませんでした。
我が家は長男を保育園に入れていなかったので、日中はずっと3人で過ごしていました。
次男に夜中何度も起こされて寝不足なのに、日中は長男の相手もしなければいけない。
1日があっという間に過ぎていった記憶があります。
ゆっくり休みたいのに休めないのは辛かったです…
寝かしつけや食事が倍以上に大変
2人だから育児の大変さが倍になるわけではありません。
倍以上です。
寝かしつけも色々ありました。
- 次男をやっと寝かしつけたと思ったら、長男が起きてきて、今度は長男を寝かしつけ
- 長男が寝たけど次男が大泣きして起こしてしまう
- 1人寝てももう1人が起きているので自分は寝られない
2人とも同時に寝るということがあまりなく、寝かしつけには苦労しました。
ずっと睡眠不足でした。
食事も同じぐらい大変でした。
次男の頻回授乳に加え、長男の食事作り。
さらに、長男はまだ1人で食べられないので、食べさせないといけません。
次男におっぱいをあげながら長男にご飯をあげていたこともあります。
さらに離乳食が始まると、1日中キッチンに立っているような感覚でした。
長男はイヤイヤ期なので、食べてくれないこともあり、食事の時間が苦痛だったことを覚えています。
その他にも2人のオムツ交換、トイレトレーニングなどやることはたくさん。
もう、本当に大変で大変で…当時はストレスがすごかったです。
覚悟はしていたけど想像以上でした。
自分の時間なんて全然ありませんでした。
2歳前後の長男の記憶があまりない
あまりにも大変で、長男の2歳前後の記憶があまりありません。
イヤイヤが大変だったこともあり、「早く2歳終わってくれないかなー」と当時は思っていました。
ひどい言葉ですが、それぐらい大変だったんです。
次男が2歳になり、2歳はこんなにも可愛いのかとビックリしたことを覚えています。
それと同時に、「長男の2歳もどれだけ可愛かったんだろう」と思い、ちょっぴり切なくなります。
次男の妊娠中は神経痛などがあり動けなかったので、あまり外に連れて行ってあげられませんでした。
長男はきっと色々我慢してたんだろうなぁと思うと泣けてきます。
上の子より下の子の方が絶対的に手がかかるので、どうしても上の子は後回しになってしまいます。
寂しかったのかもしれません。
そりゃ、イヤイヤがひどくなりますよね。
2歳差だと、上の子の可愛かったであろう1~2歳の時期をしっかり堪能できない可能性があります。
寂しいですが、おそらく年の近い兄弟はそういうものだと思います。
2歳前後の長男を目一杯可愛がってあげられなかったことは心残りです。
2歳差育児がしんどい時の対処法
2歳差育児はしんどいです。
どうにもならないことも多いですが、少しでもそのしんどさを和らげるためにやっていたことを紹介します。
- 家事は手抜き
- 多少泣いていても放っておく
- 上の子を可愛がることを忘れない
家事は手抜き
家事は手を抜けるところは抜いていました。
例えば、
- 掃除は1週間に1回程度
- 洗濯物は乾燥機にかけて乾かす
- 料理は惣菜やレンジで温めるだけのものを使う
このようにがんばりすぎないようにしていました。
特に掃除は手を抜いていました。
ぐちゃぐちゃで片付いていなくても放っておきました。
すべてやろうとすると心が折れてしまうので、うまく手を抜くことが大事です。
特に食事は大変なので、生協などをうまく使うと楽になるのでおすすめです!
例えばパルシステムであれば、正式に加入する前にお試しをすることもできますよ。
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多少泣いていても放っておく
子どもが泣いたら必ずあやしていたわけではありません。
近所迷惑は気になりますが、泣いていても放っておくことは結構ありました。
子どもが泣いている間、1分でも30秒でもいいから自分がゆっくりする時間を作ることが私にとっては大事でした。
その代わり、放っておいた後、次にあやす時はいつも以上にギュッと抱きしめていました。
愛情表現は忘れずにしていました。
上の子を可愛がることを忘れない
下の子にどうしても手がかかってしまうので、上の子にあまりかまってあげられなかったことはよくありました。
しかし、
- 上の子の相手をする
- 上の子をちゃんと可愛がる
これを忘れてしまうと、上の子が不安定になり、結果自分が大変になると感じます。
上の子をしっかり可愛がりましょう。
これ、実はすごく大事なことです。
意識するだけで全然違ってくると思います。
上の子も安心してくれるし、自分も楽になります。
まとめ:2歳差育児は危険って本当?メリットだらけだった実体験を紹介
2歳差育児は最初は大変でしたが、ある程度大きくなってくると、メリットの方が大きいです!
2歳差は本当に可愛いですよ。
次男が産まれた時の写真をご覧ください。
もう、ツーショットが可愛すぎてほっこりしていました。
小さい子がさらに小さい子の相手をしている姿って微笑ましいですよね^^
現在長男は8歳、次男は6歳ですが、よく2人で一緒に遊んでくれるので、私が子どもの相手をする時間が減ってきました。
2歳差育児は、
- 下の子が産まれてしばらくの間はかなり大変
- 大きくなると楽になる
こう感じています。
年の差が近いと学校の行事が一緒のタイミングで終わるから楽と聞くので、子どもが大きくなると色々楽できることが増えていくと思います。
次男が産まれた当時は「もっと年が離れた兄弟にすればよかった」と思ったこともありましたが、今は2歳差で良かったと思っています。
仲良く遊んでいる子どもたちを見ていると、当時の苦労が報われる感じがします。
年の近い兄弟、可愛いですよ^^
3歳差の子どもがいるママに聞きました!