卒業式や卒園式の服装で身に付けるイメージのあるコサージュですが、コサージュをつけないという選択肢でもいいのでしょうか。
自分が子どもの時を思い出すと、親世代はコサージュをつけていた印象があります。
しかし今はコサージュはつけるべきなのか、つけないとマナー違反になるのか気になりますよね。
そこで今回は、
- コサージュをつける意味はそもそも何?
- コサージュはなしでいい?
- コサージュをつけない場合、代わりに何を身に付ければいい?
これらの疑問についてお答えしていきます。

私は2021年に実際に子どもの卒園式に参加しました。
そのときコサージュをつけない人が多かったかどうかについても紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
卒業式や卒園式はコサージュつけない?


卒業式や卒園式を迎えるママは、コサージュをつけるべきなのか気になるところだと思います。
私もつけるべきかすごく悩みました。



コサージュはつけなくてもOKです。
コサージュをつけないからといって、マナー違反になるわけではないので安心してください。
そもそもなぜコサージュをつけるようになったのかというと、昔はブラックフォーマルが正装とされており、弔辞と慶事を差別するため、慶事のときにコサージュをつけるようになったんだそうです。
しかし今は、装飾の付いたスーツやパステルカラーのスーツなど、服装自体が華やかになっていますよね。
そのため、コサージュをつけなくても既に華やかになっているので、あえてつけなくても大丈夫なんです。



最近はコサージュをつけない人も多くなりました。
ただ、コサージュをつけていると、
- つけているだけでお祝いの気持ちを表せる
- つけることで着飾っている印象になる
- フォーマルな着こなしの印象が強くなる
このようなメリットがあります!
特に卒業式や卒園式は暗めの色の服装にすることが多いので、ワンポイントでコサージュがあるだけで華やかさを演出することができます。
卒業式に全身真っ黒なお母さんいた。バッグもサブバッグも靴もストッキングまで。コサージュ着けるとかすればまだ華が添えられるのにお葬式の格好だったわよ(´・ω・`)
— pooh太 (@yukiko0922) March 17, 2023
実際、全身真っ黒なコーデの方がいたそうですが、確かに卒業式とは言え真っ黒だとお葬式のように見られてしまいますよね…。
そんなときにワンポイントでコサージュがあると、華やかな雰囲気に変わるんです♪
「お祝いの場=コサージュ」というイメージもまだまだ強く、実際にコサージュをつけている人もたくさんいます。
コサージュをつけるべきか悩んでいる場合、
- 服装の華やかさ
- 持っているアクセサリー
これらのことを考慮して、コサージュをつけるかどうか考えてみるといいですね!
例えば、明るめのジャケットを着用する予定なら、コサージュはつけなくてもいいかもしれません。
全身ブラックの服装を予定している場合、実際に着てみて何か寂しい印象を持ったなら、コサージュをポイントでつけてみるといいと思います。



実際に着る予定の服装から、コサージュをつけるか判断するのがおすすめです。
また、おしゃれに疎く、何を身に付ければいいか分からない人は、コサージュをつけておけば失敗することはありません。
実際に卒業式や卒園式に参加した人の口コミを調べたところ、卒業式や卒園式用にコサージュを準備したという人も何人かいました。
再来月の卒園式用にコサージュ買ってきた✨
— (にー) (@3____ni____3) January 16, 2021
短い時間でもいいから卒園式出来るといいなぁ🥺 pic.twitter.com/QUogQ2G65F
シンプルな服装やフォーマルスーツだけでは不安で、コサージュをつけるという人もいました。
カジュアルよりの服装の場合、コサージュを身に付けることでフォーマル感が出ることもあります。



やはりコサージュがあるだけで華やかな印象になります。
コサージュをつけるかどうかは、服装やアクセサリーが決まった後、最後に全体のバランスをみて考えるのがおすすめです。
服装についてはこちらの記事を参考にしてください。
コサージュをつける意味とは
そもそもお祝い事のときにつけるコサージュは、どのような意味があるのでしょうか?



コサージュは胸元に着ける生花または造花で作った花飾りのことをいいます。
コサージュはフランス語の「Corsage(コルサージュ)」が語源だといわれています。
この「Corsage(コルサージュ)」は「婦人服の胴の部分、身ごろ」という意味です。
フランスの貴婦人が昔、お祝い事の時に花飾りをつけていたのが由来となっているそうです。
だからコサージュは入学式や結婚式などのお祝い事のときに使われているんですね。



コサージュをつけることで「あなたをお祝いします」というお祝いの気持ちを表しているんです。
コサージュは自分を綺麗に飾るためのものではなく、お祝いを表すものなんですね。
コサージュは時代遅れ?ダサい?


コサージュは昔から身に付けられていたものと分かりましたが、現代に身に付けるのは時代遅れなのでしょうか?



時代遅れということは決してありません!
今でもコサージュはお祝いの場でよく身に付けられています。
そしてコサージュがあるだけで、シックな服装でも華やかな印象になるんですよね。
もし、昔ながらのコサージュがダサいと感じるなら、今はデザイン性が高く可愛らしいコサージュも多いのでそういったコサージュを選ぶのもおすすめですよ!
コサージュがダサいってイメージあるの分かる…!
— 亀井みづき (@0726mizuki) February 13, 2021
私も息子の入園に向けて探して、最終的にクリーマでこちらの鈴蘭のコサージュを購入。色も風合いも大変好み。
探すと今は色々なのがある☺️。 pic.twitter.com/vcygBYlkPk
こちらのコサージュはスズランになっていて、シンプルだけど優しさもあってとっても可愛いです!



こういったコサージュならダサいなんて誰も思わないですよね♪
私は実際に保育園の卒園式に参加したことがありますが、コサージュはやはり式典にふさわしいものだと改めて思いました。
胸に付けているだけできちんと感が出るので、卒業式や卒園式にピッタリです♪
実際に卒園式ではコサージュを付けていた?


2021年3月末に子どもの卒園式があり、参加しました。
実際に卒園式に参加したところ、コサージュをつけている人は全体の1/3ぐらいでした。



コサージュよりもブローチ、ネックレスなどを身に付けている人の方が多かったです。
ちなみに私はパールのネックレスをつけていきました。
でもコサージュをつけていると、やはりフォーマル感がグッとアップするなぁと実際に見て思いました。
コサージュの色についてはバラバラな印象でしたが、割と白っぽい色が多かったと思います。
コサージュをつけている人の方が少なかったですが、コサージュをつけているから浮いているなんてことは全くありませんでした。
実際に参加してみて、コサージュはやっぱりお祝いの場にふさわしく、自分もつければ良かったかなと感じました。
コサージュはどのようなものを選べばいい?
コサージュにも色々ありますが、卒業式や卒園式で身に付ける場合、どのようなものを選べばいいのでしょうか?
卒業式や卒園式は「別れを意味する厳粛な式典」とされるので、服装の色は、
ブラックやネイビー、グレーなど落ち着いた色の服装
このようにするのがいいと言われています。
卒業式や卒園式では、落ち着いた色の服装に合わせ、次の色のコサージュを選ぶのがおすすめです。
オフホワイト、淡いピンク、淡いベージュなど
しかし、特に決まりはないので、絶対にこの色にする必要はないです。



基本的には派手すぎない控え目なカラーのコサージュを選んでおけば失敗しないですよ。
ここからは、おすすめの卒業式や卒園式におすすめのコサージュを紹介します。
ブラックのツイード素材のスーツにホワイトのコサージュを付けるとこのような雰囲気になります。
ワンポイントあるだけで、よりお祝いの席らしい雰囲気に変わりますよね。
コサージュランキング1位に入賞したこともあるおすすめのコサージュです!
こちらは花びらが立体的でより華やかな印象のコサージュです。
こちらのコサージュは12色となっていますが、商品ページでスーツの色ごとに、どのように雰囲気が変わるのか分かりやすく紹介されています。
こちらは巻バラのコサージュで、上品なのに華やかさがあるコサージュです。
種類が豊富で、このコサージュもスーツの色による雰囲気の違いを写真で確認することができます。
楽天の商品ページは写真が多く比較がしやすいので、色々見てみるのがおすすめです。
入学式や入園式におすすめのコサージュは、こちらの記事で紹介しています。
>>>入学式や入園式のコサージュはこちらで詳しく紹介しています
40代ママが卒業式に付けたいコサージュの色は?
卒業式に参加するママは40代のママが多いと思いますが、どんな色のコサージュを身に付けるべきか悩んでしまいますよね。
先ほども紹介した通り、卒業式は厳粛な式典なので派手な色はやめた方が良いです。
上品で控えめな色を選ぶようにしてくださいね。
先ほど紹介したコサージュがちょっと華やかだったので、こちらのコサージュはどうでしょうか?
落ち着いた中にも華やかさがちゃんとあり、40代のママにピッタリなコサージュです。
ブラウンカラーならどんなスーツにも合わせやすいですね♪
ツイード素材のコサージュもありますよ。
ツイードとシフォン、2つの異なる素材の組み合わせがシンプルだけど綺麗なコサージュとなっています!
グレー、アイボリー、ネイビー、ブラック、ピンクと5色もあるので、お好みの色が見つかるはずですよ♪
コサージュの代わりになるものは?
コサージュをつけない場合、代わりに何をつければいいでしょうか?
コサージュは、身に付けるだけで地味な服装でも着飾った印象に変わります。
そのため、同じように華やかになるものを身に付ければいいんですね。
- ネックレス
- ブローチ
- スカーフ
これらを代わりにつけている人が多いようです。
今日は息子の卒業式にこちらのブローチをコサージュ代わりに着けて参列してきました。温かい良い式でした。息子は当分帰って来そうにありません。お友達との別れを存分に惜しんで来ておいで😊#museaccessories#ミューズアクセサリー#ハンドメイド #ハンドメイドアクセサリー #アクセサリー教室 pic.twitter.com/n7FJHhVbPk
— パールアクセサリー完成品・キット販売 (@muse_acce) March 11, 2019
桜、さくら、sakura。待ち遠しいねえ・・・・
— Izumi Fontana (@fontanina3) March 13, 2018
桜ブローチシリーズ♪
卒業式、入学式にコサージュの代わりにいいかなあ・・・と制作してみました♪#桜 pic.twitter.com/61k2x40I87
口コミを調べたところ、ブローチを代わりにつける人が多かったです。



自分でブローチを作ったという人もいましたよ。
大事なのは、あくまで子どもが主役なので派手になりすぎないようにすることです。
ブローチを身に付けるときは、程よく華やかにしてくれるものを選びましょう!
曲線のラインがエレガントなパールのブローチです。
このブローチがワンポイントであるだけで、華やかな印象になりますよね。
私はこれをつけたいです♪
リボンの形がとっても可愛いブローチです。
上品なのにフェミニンな雰囲気もあって女性らしいブローチです。
金属アレルギーさんにおすすめのネックレスです。
ニッケルフリーだから肌に優しいのが嬉しいですね。
上品なのに華やかさもある可愛らしいネックレスです。
まとめ:卒業式はコサージュつけない?代わりになるものも調査!
卒業式や卒園式ではコサージュはつけてもつけなくてもOKです。
服装がちょっと地味な場合、コサージュをつけた方がお祝い感がアップします。
コサージュの代わりにブローチやネックレスも素敵です。
卒業式や卒園式のネックレスについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
>>>卒園式のネックレスはパール以外でもいい?アクセサリーのマナーとは
卒業式や卒園式の主役は子ども。
あまり意識しすぎず程よい着こなしで、子どもの卒園をお祝いしましょう。