完母で育てたかったのに、思うように母乳が出ないと辛いですよね。
実は私も、完母を目指して搾乳をがんばっていた時期がありました。
できるなら母乳で育てたいと思っていました。
しかし、日に日にストレスがどんどん溜まっていき、完母を目指すことが辛くなってきました。
完母を目指していた時は、ストレスがMAXで辛かったです…
私には子どもが2人いますが、どちらも母乳の量が多くなかったので2人とも混合育児で育てました。
混合育児に切り換えたら、完母を目指していた時より授乳が楽になりました。
私は完母を諦めて混合育児に切り替えてよかったと思っています。
混合育児は、母乳をあげた後にミルクを作るのが面倒だったりミルク代がかかったりするのがデメリットではありますが、メリットもたくさんあります。
- 母乳の出る量を気にしなくていい
- 外出時は場所を気にせずミルクで授乳ができる
- 自分以外の人に授乳を任せられる
- 預けやすい
- 母乳だけよりミルクを足した方がよく寝てくれる
混合育児の最大のメリットは、母乳とミルクの良いとこどりができることです。
家では母乳、外出先ではミルクと使い分けができるのですごく便利でした。
母乳の後にミルクを作るのは少し面倒でしたが、メリットの方が私には大きかったです。
今回は、完母を目指して搾乳をしていた私が混合育児に切り替えた体験談をお話します。
混合育児を始めたきっかけは、搾乳が辛かったから
長男の時は、母乳の量がとても少なかったので母乳育児をすることができませんでした。
長男の母子手帳にもこう書かれています。
産後4日目 直母2~6g 搾母15cc
直母が2~6gはだいぶ少ないです。
母乳の出が悪いため、産院の指示で入院中から搾乳をしていました。
搾乳だけでは足りなかったので、ミルクも足して母乳+搾乳+ミルクの3段階で授乳をしていました。
授乳時間が長く、搾乳が辛くて諦める
搾乳を取り入れた授乳方法は、
- 冷蔵庫にある前回絞った搾乳が入った哺乳瓶を湯せんで温めておく
- 母乳を右5分、左5分ずつ飲ませる
- ①で温めた搾乳を飲ませる
- ミルクを飲ませる
- 次回分を右5分、左5分ずつ搾乳する
このような手順で行っていました。
搾乳を増やしたことにより、1回の授乳で計30分ほどかかります。
搾乳をすることで、搾乳前よりは母乳は増えましたが、まだまだ少ない状態でした。
そのため、退院後も搾乳を続けるよう言われました。
ピジョンの手動搾乳器を買い、家でも搾乳を続けました。
ピジョンの手動搾乳器についてはこちらの記事にまとめてありますので、良かったら参考にご覧ください。
家での搾乳はストレスがすごかったです。
搾乳の手間を減らしたり、夜だけ搾乳をやめるなど様々な対策をしていきました。
その対策方法についてはこちらに書いてありますので、よかったらご覧ください。
里帰り中は母が手伝ってくれたので何とか乗り切ったのですが、自宅に帰ってからは全部自分で授乳をしなければいけなかったので、ストレスがどんどん溜まっていきました。
それでも母乳育児を目指すために、しばらく搾乳を続けていったのですが、途中でやめてしまいました。
搾乳をやめた理由
- 搾乳をがんばっても母乳の量がそれほど増えなかった
- 授乳時間が長すぎて辛くなった
搾乳を続けてきたものの、そこまで大きく母乳の量が増えたわけではありませんでした。
もう辛くて限界だったので、搾乳をやめることにしました。
思い切って混合育児に切り換えたら授乳が楽に
搾乳をやめたことで、母乳育児を諦めることにしました。
混合か完ミか迷いましたが、母乳もあげたかったので混合育児にすることにしました。
搾乳の時間がなくなっただけで、だいぶ楽になりました。
ストレスが一気に減っていったことを覚えています。
搾乳をやめてから母乳の量が増えることはなかったので、搾乳はやはり母乳の分泌には効果があるんだと感じました。
しかし、再び搾乳をする気には一切なりませんでした。
混合育児のメリット・デメリット
このような経緯で、私は混合育児をすることになりました。
ここでは、混合育児を実際にやってみて分かった、メリット・デメリットを紹介していきます。
混合育児のデメリット
まずは、混合育児のデメリットを紹介します。
- 母乳をあげた後にミルクを作って飲ませるのが面倒
- ミルク代がかかる
- ミルクを持っていくと荷物が重くなる
- 母乳の量が分からず、ミルクが必要な量が分かりにくい
母乳をあげた後にミルクを作るのは手間ではありました。
母乳の量が足りなくてミルクを作っている間に子どもが泣き出すこともあり、慌ててミルクを作って熱いミルクをうっかりあげてしまったこともあります(^^;)
母乳だけで満たされる場合もあるし、必要なミルクの量はその時によって違うので、ミルクを作る量を考えるのが難しかったです。
そして、ミルク代は完ミに比べればかからないもののそれなりにお金がかかります。
外出時の荷物ももちろん増えます。
このようなデメリットがありました。
混合育児のメリット
続いて、混合育児のメリットを紹介します。
- 母乳の出る量を気にしなくていい
- 外出時は場所を気にせずミルクで授乳ができる
- 自分以外の人に授乳を任せられる
- 預けやすい
- 母乳だけよりミルクを足した方がよく寝てくれる
母乳の出が悪くても、ミルクを足せばいいので、母乳の量を気にしなくていいのは気持ちが楽でした。
一番便利だったのは外出先でも場所を気にせずあげられること。
母乳だと授乳室を探したりと、授乳場所を気にしなければいけないのですが、ミルクはどこでもあげられます。
そして、ミルクにすれば夫や親があげることもできるので、預けやすいしとても便利でした。
混合育児は母乳とミルクを使い分けできるのが最大のメリット
混合育児にはデメリットもありましたが、私は母乳とミルクを状況に応じて使い分けることができるのが最大のメリットだと思っています。
家では母乳をメインに、外出先ではミルクをメインにあげていました。
あげたかった母乳もあげられるし、外では周りを気にせずミルクで授乳ができるしで私にはメリットの方が大きかったです。
混合育児に切り替えて正解でした。
2人目は初めから搾乳を諦めて混合育児へ切り替え
次男は、長男よりは母乳が出ていました。
母子手帳にもこう書かれています。
産後4日目 直母16~38g
長男は2~6gだったので、長男に比べるとだいぶ出ていますよね^^
それでも、母乳の量をもう少し増やすために産院から搾乳を指示されました。
そして、退院後も搾乳を続けるよう指導が入りそうだったのですが、
- 母乳が長男の時より出ていた
- 長男の時の搾乳が苦痛だったのでもうやりたくなかった
このような理由から、搾乳を続けることをやんわり断りました。。。
そのため、次男は家では1度も搾乳をしていません。
長男の搾乳経験から、無理に母乳にこだわりたくなかったのです。
もしかしたら、長男の時よりも母乳が出ていたので、次男はがんばれば完母で育てられたかもしれません。
しかし、混合育児の便利さを知っていたので、次男もあえて混合育児で育てました。
まとめ:混合育児は母乳とミルクの良いとこどりができるのでオススメ!
2人を混合育児で育ててきましたが、私は混合育児で良かったと思っています。
- 母乳の量を気にしなくていいので気持ちが楽
- 混合育児は状況に応じて使い分けができて便利
混合育児は、母乳とミルクの良いとこどりができます。
完母を目指すのが辛くなったら混合育児に切り換えることも考えてみてください。
私はすごく楽になりました。
母乳の後にミルクを足すのが面倒であれば、完ミでもいいと思います。
とにかく無理をせず、自分が1番楽な授乳方法を選んでほしいです。
今思えば、授乳は貴重な時間でした。
その貴重な授乳の時間を苦痛に感じてほしくありません。
私は混合育児に切り替えたことで、授乳の時間が好きになりました。
母乳が出なくて悩んでいるのであれば、混合育児に切り替えるのもオススメです。
ぜひ、無理のない選択をしてくださいね^^