搾乳は大変な作業ですが、夜中の搾乳は特に辛いですよね。
私も母乳の量が少なくて搾乳をしていましたが、だんだん辛さが増していきました。
授乳をするだけでも大変なのに、続けて搾乳をするのが本当に辛かったです。
授乳の度に搾乳をしていたので、1日8回以上。。。ストレスがすごかったです。
搾乳により授乳時間が長くなったため、睡眠時間が削られていきました。
確かに、搾乳を続けていくうちに母乳の量は少しずつ増えていきました。
しかし、搾乳によるメリットよりも搾乳によるストレスの方が、私は勝ってしまったのです。
そこで、私が実際にやってきた搾乳が辛い時の対処法を紹介します。
- まずは搾乳の手間を減らしてみる
- 夜中の搾乳をやめてみる
- 昼間も疲れていたり眠かったりしたら搾乳をやめてみる
- ①、②、③でも辛いなら搾乳をやめて混合育児か完ミに切り替える
このように徐々に搾乳の手間を減らしていきました。
最終的には、搾乳をやめて混合育児に切り替えました。
母乳で育てられなかったのは残念でしたが、ストレスから解放され、すごく楽になったのを覚えています。
具体的にどのような対処法を取ったのか、詳しく紹介していきます。
搾乳の体験談 搾乳が辛くて授乳時間が苦痛に
私は母乳の量がかなり少なかったので、入院中に搾乳をすすめられました。
入院中にやっていた搾乳を取り入れた授乳方法は、
- 冷蔵庫にある前回絞った搾乳が入った哺乳瓶を湯せんで温めておく
- 母乳を右5分、左5分ずつ飲ませる
- ①で温めた搾乳を飲ませる
- ミルクを飲ませる
- 次回分を右5分、左5分ずつ搾乳する
このような手順でやっていました。
私の場合、搾乳だけでは授乳量が足りず、ミルクを足さなければいけませんでした。
そのため、母乳、搾乳、ミルクの3種類をあげることになり、1回の授乳で計30分ほどかかっていました。
これを毎日、1日8回以上行っていました。
入院中も大変ではありましたが、助産師さんに支えられてそこまで辛くはありませんでした。
ミルクを作るのも、消毒をするのも助産師さんがやってくれていたので助かっていました。
入院中は何とか乗り越えたものの、退院してからが大変だったのです。
- 冷蔵庫にある前回絞った搾乳が入った哺乳瓶を湯せんで温めておく
- 母乳を右5分、左5分ずつ飲ませる
- ①で温めた搾乳を飲ませる
- ミルクを作る
- ミルクを飲ませる
- 哺乳瓶を洗って消毒する
- 次回分を右5分、左5分ずつ搾乳する
- 搾乳の入った哺乳瓶を冷蔵庫へ入れる
入院中に比べて、太字の部分の3つの作業が増えています。
これを毎回やっていました。
ミルクを作り、哺乳瓶を消毒する手間が増えたことで、1回の授乳で30分以上かかるようになりました。
授乳の後に、赤ちゃんがすぐ寝てくれたらまだいいのですが、寝てくれないこともありますよね。
やっと寝かしつけたのに、その後に搾乳をするのはかなりのストレスです。
搾乳により母乳の量は少しずつ増えてきましたが、搾乳に対するストレスもどんどん増えていきました。
搾乳が辛い時の対処法4つ
辛い搾乳に対し、私は次のような対処法をしていきました。
- まずは搾乳の手間を減らしてみる
- 夜中の搾乳をやめてみる
- 昼間も疲れていたり眠かったりしたら搾乳をやめてみる
- ①、②、③でも辛いなら搾乳をやめて混合育児か完ミに切り替える
この手順で搾乳の手間をどんどん減らしていき、最終的には搾乳をやめることになりました。
搾乳の手間を減らしてみる
まずは搾乳の手間を減らすことを考えました。
具体的に手間を減らす方法は、
- 家族に哺乳瓶での授乳をお願いする
- 哺乳瓶の消毒は手軽なミルトンへ
大きくこの2つです。
まず、里帰り中は母に授乳を手伝ってもらっていました。
私の母は、夜中も哺乳瓶で授乳をしてくれたことがあります。
母が授乳をしてくれる間に搾乳ができます。
すると、授乳時間を短縮することができるので、睡眠時間の確保にも繋がり楽になりました。
哺乳瓶での授乳だけでも家族に手伝ってもらえると、楽になります。
里帰りが終わったら、今度は夫に哺乳瓶での授乳を時々ですが頼んでいました。
1日に1回でもいいので、誰かにお願いすると楽になります。
母乳だと母親である自分が授乳をしなければいけませんが、代わりに誰かに授乳をお願いできるのが搾乳のメリットでもあります。
搾乳器を使うと、パーツを分解して洗ったり消毒の手間があったりしますが、搾乳が楽になります。
搾乳器にも手動と電動があるので、用途や状況に合わせて使ってみましょう。
私はピジョンの手動搾乳器を使っていましたが、保存容器が哺乳瓶になっていて、搾乳したらそのまま母乳を保存できて便利でした。
ちょっとでも楽で時短できる搾乳器を選ぶと、全然搾乳に対するストレスが違ってきます。
哺乳瓶の消毒はミルトンにしました。
哺乳瓶の消毒は、消毒液に浸けるだけのミルトンにしました。
こちらの商品は、ミルトン専用容器(蓋、落とし蓋つき)、トング、ミルトン36錠が入ったお得なセットになっています。
ミルトンは、専用容器に水4Lとミルトン2錠を入れるだけで消毒液が作れます。
ミルトンのメリットは、
- 軽く洗った哺乳瓶を消毒液に入れておくだけなので手軽
- 1時間以上浸けておけば消毒できるので、次の授乳には消毒が完了している
- 消毒液は24時間使えるので、作り変える手間が少ない
煮沸消毒をやったことがあるのですが、お湯を沸かす手間もあるし、消毒が終わるまで待たないといけないしで大変でした。
消毒をこのミルトンにしたおかげで、すごく楽になりました。
ミルトンは錠剤だけでも売っているのでチェックしてみてください。
煮沸消毒はお金がかからないのがメリットですが、すごく手間がかかります。
消毒にまで手間をかけるとストレスがさらに増えるので、消毒は手軽にできるものがオススメです。
このように、まずは搾乳や授乳にかかる手間を減らすことを考えました。
夜中の搾乳をやめてみる
夜中の搾乳が特に辛かったので、夜中だけ搾乳をやめました。
搾乳は日中のみ。
これだけでも全然違いました。
搾乳がないだけで約10分時間を短縮できます。
夜中に3回起こされると仮定すると、一晩で30分も睡眠時間が確保できます。
頻回授乳の時期の30分は大きいです。
2人目の産後、助産師さんに「夜中の搾乳が辛くて…」とお伝えしたら、「夜中だけやめてもいいですよ。無理しなくて大丈夫です」と言われたことがあります。
助産師さんも無理にやらなくていいという考えで安心したことがあります。
そうなんです。
無理しないことが大事です。
昼間も疲れていたり眠かったりしたら搾乳をやめてみる
しばらく夜中だけ搾乳をやめていましたが、日々の睡眠不足やストレスが溜まっていき、だんだん日中も辛くなってきました。
疲れている時や眠い時は、思い切って搾乳をサボってしまいましょう。
元気な時や手伝ってもらえる時など、余裕がある時だけ搾乳をするようになりました。
2人目の時は特に、上の子のお世話もあったので日中も大変でした。
我が家は下の子が産まれた時、上の子はまだ1歳。
1歳の子の相手をするには体力が必要なので、体を休めることも大事にしていました。
搾乳をやめて混合育児か完ミに切り替える
産後2ヵ月近くまで搾乳を続けてみましたが、思ったより母乳の量が増えず、とうとう搾乳をやめることにしました。
「もう完母じゃなくていいや。混合でもいいじゃん!」
そう思うようになりました。
搾乳で母乳量は徐々に増えてはいましたが、完母になるには程遠くて、諦めてしまいました。
授乳や搾乳にストレスをためすぎると、せっかくの可愛い我が子を心から可愛がる余裕がなくなってしまいます。
それはもったいないと思いました。
私は混合育児に切り替えて本当に正解だったと思っています。
辛い時は搾乳をしないで遠慮なく寝よう
私は長男の時、搾乳をまじめにがんばりすぎました。
どんなに眠くても搾乳をやっていたのですが、そのうち心身ともに限界になっていきました。
私はその経験から、次男の時は適度に搾乳をやっていました。
ちょっと力を抜いて搾乳をすると、搾乳に対するストレスが減っていきます。
辛い時は無理しないで搾乳をサボってしまいましょう!
まとめ:搾乳が辛いなら無理しないで!楽になる方法を考えよう
私も搾乳をがんばって続けていけば、完母で育てられたのかもしれません。
でも、途中で諦めてしまいました。
なので、諦めず搾乳をがんばっている人は心から尊敬します。
がんばってほしいと思っています。
でも、搾乳が辛いと感じているなら、無理はしないでほしいです。
まずはちょっとでも搾乳の手間を減らせないか考えてみてください。
私はこの順番でやっていました。
- まずは搾乳の手間を減らしてみる
- 夜中の搾乳をやめてみる
- 昼間も疲れていたり眠かったりしたら搾乳をやめてみる
- ①、②、③でも辛いなら搾乳をやめて混合育児か完ミに切り替える
夜中は特に辛いと思うので、疲れている時は搾乳はやめてもいいと思います。
私は最終的に混合育児に切り替えましたが、メリットがたくさんあって良かったです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
赤ちゃんが哺乳瓶で一生懸命飲む姿、可愛いかったです^^
無理して搾乳をがんばっていた時より、授乳時間が好きになりました。
みなさんも、自分と赤ちゃんにとって1番良い方法を考えてくださいね。