入学式に教科書を入れる袋が必要なのか、ランドセルはいらないのか紹介します。
小学校入学を控えたお子さんのいるママやパパは、入学準備にいそしんでいる方も多いと思います。
入学式では教科書が配られることも多いですが、教科書を入れる袋を用意した方が良いのか、ランドセルで良いのか悩みますよね。

学校側が袋を用意してくれる場合もありますが、念のため教科書を入れる袋を用意しておくと安心です。
今回は、入学式に教科書を入れる袋が必要なのか、ランドセルは不要なのか紹介していきます。
入学式に教科書を入れる袋が必要?
私の子どもが通っている学校では、入学式に教科書を配っていました。
その際、教科書を入れる紙袋(封筒のような袋)を学校側が用意してくれていたんですよね。



ランドセルを持ってくることは必須ではなかったので、恐らく、ランドセルを持って来ていない人のために紙袋が用意されていたんだと思います。
たくさんの教科書を手で持って行くのは大変ですよね。
私も念のため袋を用意していたのですが、ランドセルを持って来ていたので、その袋は使わずランドセルに入れて持って帰りました。



ほとんどの方が同様にランドセルに入れて持って帰っていましたよ。
学校から袋を持ってくるよう指示があった場合は、ビニール袋は破れる可能性があるので、頑丈な紙袋もしくは布製の袋を持って行きましょう。
学校によって持ち帰る教科書の数が違うと思うので、大きめの袋を持って行っておくと安心です!
入学式はランドセルはいらないって本当?
そもそも入学式にランドセルは不要なのでしょうか?
結論をいうと、ランドセルを持っていくことが多いですが地域や学校によります。
そんなこと言われてもわからない!となると思いますので、ランドセルが不要なのか判断する方法をご紹介します。
ランドセルを持っていくか判断するのは以下のポイントを見ていくといいですよ。
- 入学説明会時の案内やお便り
- 持ち帰る書類や配布物などの荷物の量
- 入学式での写真撮影に必要かどうか
- 地域性など先輩ママに様子を聞いてみる
それぞれ詳しく説明していきますね。
入学説明会時の案内やお便り
まずは2月初め頃に行われる入学説明会で確認しましょう。
そのときに入学式についても案内があると思います。
プリントなどに持ち物などが書いてある場合もありますので、そこにランドセルが入っていればランドセルを持っていきましょう。
特に書いていない場合は、ランドセルでなくてもA4サイズのものが入るバッグや袋であれば大丈夫です。
逆に、ランドセル禁止などの文言がある場合はもっていかないようにしましょう。



また、大きめの袋を持ってくるようにいわれる場合もあります。
これは道具箱などの大きい持ち帰りの荷物がある場合です。
この場合はランドセルを持っていく場合でも別で用意した方がいいですね。
持ち帰る書類や配布物などの荷物の量
入学式の日に持ち帰るものが少なければ、特に袋やランドセルはもっていかなくても良いと思います。
学校側からも、持ち帰るものが少なければ「必要ない」と案内がある場合もありますよ。
ただ、入学式後に配布される書類や教科書、ノートなどの配布物がたくさんある場合も多いです。



一気に多くのものが渡されるので、親が用意したバッグや袋だけではかなり大変になってくる場合もあります。
書類だけではなく、鍵盤ハーモニカやお道具箱などの大きなものもある場合はかなりかさばります。
書類やノート類などをランドセルに入れて子どもが背負ってくれると少し楽になりますね。
入学式の記念撮影に必要かどうか
小学校の入学式は一生に一度。
校門などの「入学式」の看板で記念撮影をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。



そのときにランドセルを子どもに背負わせたい場合は、ランドセルを持参しましょう。
ランドセルは小学校だけなので、ピカピカのランドセルを背負った入学式の写真は一生に一度の思い出になると思います。
ただ、ランドセルを持っていかない学校や地域の場合、ほかの子が持っていないのにランドセルを持っていくのが気になる場合もありますよね。



そんなときは撮影したあとに親が持っておく方法もありますよ。
また入学式が始まるまで時間がある場合や、車で行っていい場合などは撮影後一度持ち帰ったり、車の中に置いておくこともできますね。
逆にランドセルが不要で、写真撮影でもなくてもいいかな、という場合はもっていく必要はありません。
地域性など先輩ママに様子を聞いてみる
ランドセルは不要な場合でも、例年ランドセルを背負ってくる子が多かったり、半々くらいだったりと学校や地域の特色がそれぞれある場合もあります。
不要だったのでもっていかなかったが、周りの子が持ってきていると子どもも不安になったり、自分だけランドセルがないことにがっかりしてしまう場合もありますよね。
なので、既に同じ学校に入学している子を持つ先輩ママさんに入学式の様子を確認しておくと安心ですよ。



当日配布される荷物なども確認しておくと、ランドセルを持っていくかの判断材料になります。
入学式当日の持ち物は?
入学式当日の持ち物は意外と多いです。
当日は普段と違う服装になり、自分の支度と子どもの支度でバタバタするので、事前にしっかりと準備して忘れ物がないようにしたいですね。



子どもと親、それぞれの持ち物チェックリストを作ってみましたので、ぜひ参考にしてください!
ご紹介したもの以外にも学校によっては必要なものがある場合があるので、入学説明会などでしっかり確認してくださいね。
子どもの持ち物リスト | 親の持ち物リスト |
---|---|
ハンカチ ティッシュ シューズ ランドセルやバッグ | 書類 支払い費用(必要な場合) スリッパ 筆記用具 撮影器具 サブバックなど持ち帰り用のバッグ |
子どもの持ち物
まずは子どもの持ち物を詳しく見ていきましょう。
ハンカチ・ティッシュ
入学式後も毎日持っていくことになるハンカチとティッシュ。
保育園や幼稚園などでも持って行っているとは思いますが、園では忘れても教室にあるティッシュが借りられたり、先生がフォローしてくれていたと思います。



小学校ではもう自分のことは自分でやらなくてはいけません。
式の前に先生がトイレへ行くように指導してくれますが、そのときに手を拭くものがないとせっかくの入学式の服が濡れてしまったり不衛生だったりしますよね。
ハンカチとティッシュは忘れずに持っていくようにしましょう。
普段から自分でハンカチ、ティッシュを持ち歩く習慣をつけるようにしておくといいですね。
シューズ
学校で使う上履き用のシューズが必要です。
学校によっては色やデザインなど指定がある場合があります。



私の子が通う学校は白の定番のデザインのものが指定されています。
しっかりと確認をして準備しておきましょう。
ただ子どもの足のサイズはすぐに変わってしまう場合もあるので、1~2週間前にサイズを確認して購入するといいですよ。
ランドセルやバッグ
入学式後に配布される荷物を持って帰るのに使います。
あまり持ち帰るものがない場合は、事前にお知らせがあると思うので確認しておきましょう。



また、私の子どもが通っている小学校では、入学式にお道具箱や防災頭巾、着替えなど学校に置いておくものを持って来ていました。
入学式以降に子どもが持っていくことももちろんできますが、かなりの荷物になって大変なので、入学式に親と一緒に持って行くと子どもが楽だと思います。
まだ小学校に慣れていない新一年生。
ただでさえ色々不安なのに、大きな荷物を持って登校するのはちょっとかわいそうですよね。
ただ、学校によって持って行っていいのか変わってくる場合がありますので、一度学校に確認されることをおすすめします。
親の持ち物
続いて、親の持ち物を紹介します。
提出書類
入学式に持っていく書類は学校によってさまざまなものがあります。
入学の証明となる入学通知書は持っていく場合が多いです。



私も最近通知書が届きましたが、入学式に持参するようにと記載がありました。
それ以外にも次のような書類を提出する場合が多いようです。
- 入学通知書(教育委員会から自宅に送付される。入学式の日時などが記載)
- 家庭環境調査書(家族構成や食物アレルギー、緊急連絡先などを記入する書類)
- 引き渡しカード(緊急時にお迎えが必要な場合などで使用する緊急連絡先などを記入するカード)
- フッ化物洗口の同意書 (虫歯予防でフッ化物洗口を行う場合の同意書)
- 個人情報に関わる同意書 (プリント類の氏名記載その他の個人情報に関わる同意書)
入学説明会などで配布があったり説明があると思うので、しっかり確認して不足がないようにしましょう。
支払い費用
学校で一括で購入するノートなどの学用品の支払いが現金の場合、入学式のときに持っていく場合があるようです。
口座引き落としの学校もあるので、確認して必要な場合はしっかりと準備しておきましょう。
スリッパ
子どもは上履きがありますが、親も自分のスリッパが必要です。
着物やスーツなどフォーマルに合わせてしっかりしたものを一つ用意しておくと、その後も授業参観や三者面談などで重宝しますよ。
また体育館はかなり足元が冷えるので、薄っぺらいスリッパだとかなり足が冷たくなります。



防寒の観点からも厚みのしっかりしたものを用意しておくことをおすすめします。
また履いてきた靴を入れる袋も用意しておくと持ち歩くときに困りませんよ。
筆記用具
メモ用に筆記用具があると便利です。
また、名前付けを全部したつもりでも忘れてしまっている場合などに名前ペンがあると、その場ですぐに記名することもできます。
撮影器具
子どもの晴れ舞台なので、カメラなどを使ってしっかり思い出に残しておきたいですよね。
ただ学校によっては撮影が禁止されている場合もあります。
撮影が可能な場合もマナーを守って撮影しましょう。
最近ではあまり大きな機材を持ってくるご家庭は少ないようですね。
コンパクトなものの方が荷物も少なく済みます。
サブバッグなどの持ち帰り用のバッグ
持ち帰り用の書類や荷物が、子どもが持ってきたバッグやランドセルに入りきらないこともあります。
いざというときのためにサブバッグは持っていくようにしましょう。


教科書はいつ配布される?
教科書は入学式後に配られることが多いです。
教科書以外にもノートやドリルなどがある場合もあります。



ただ小学一年生なので、そこまでたくさんの教科書が配られるわけではありません。
教科書がある科目となると、国語、算数、生活、道徳、音楽、図工などだと思うので、多くても6冊程度になりそうですね。
私の子どもが通っている小学校の場合、入学式当日に教科書やノート、連絡帳などを持って帰りました。
合わせると結構な荷物になりますので、それらを持ち帰る意味でもランドセルを持って行った方が便利だと思います。
まとめ:入学式は教科書を入れる袋が必要?ランドセルはいらないって本当?
今回は、入学式は教科書を入れる袋が必要なのか、ランドセルはいらないのか紹介しました。
- 念のため教科書を入れる袋を用意しておくと安心
- 入学式ではランドセルを持っていく場合が多いが学校や地域による
- ランドセルが不要だったり禁止の場合は事前に連絡がある
- ランドセルが不要でも写真撮影や書類を持ち帰るためにランドセルがあるとよい
- 入学説明会や配布される荷物の量、また先輩ママからの情報で判断する
- 入学式当日の子どもの持ち物はハンカチ・ティッシュ、上履き、必要な場合はバッグやランドセル
- 親の持ち物は提出書類、スリッパ、撮影器具、筆記用具、サブバッグ、必要な場合は支払い費用
- 教科書は入学式後に配布されることが多い
春から小学生、子どもも親もわくわくドキドキしますね。
わが子がピカピカのランドセルで元気よく通学できるよう、入学式の準備もしっかりしていきましょう。

